ライカ・ビゾフレックス用レンズの「マウント」を学ぼう！

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ども！
このレンズは、昔のライカのビゾフレックスというのレンズ達です。

ライカMはレンジファインダーなので、望遠レンズ（中望遠以上）やマクロレンズが使えませんでした。そこでライツ社は、カメラとレンズの間にミラーボックスをかまし、無理矢理レンジファインダーのカメラを一眼レフにしてしまおうと、かなり強引な形でそれらレンズを使えるようにしちゃったわけなんです。

でも、この継ぎはぎだらけの「けったいな（変な）システム」があったおかげで、レンマウントアダプターを介せば、現代の多くのレンズ交換式のデジタルカメラで、ビゾフレックス用のライカレンズが使えるという、、当時だれも予想もしなかったことがおこっております。

どうして、多くのカメラで使えるのか？それは、ビゾフレックス用レンズはミラーボックスを介したためフランジバックがとっても長ーいからです！

長いフランジバックだと、レンズとカメラの間に筒をかませば良いわけですから・・・（つまり、マウントアダプター）

逆にフランジバックがカメラより短いレンズだと、無限大までフォーカスが合いません。（というか、超クローズアップ用にしかならない場合が多い）

とまぁ、ビゾフレックスの座学はココくらいまでにしまして、、、ここから本題！

ライカ ビゾフレックス用レンズのマウントは２種類ある！（中古を買う時注意！）

ビゾフレックスの初期（ビゾI型）はスクリューマウントでした。昔のライカと同じL39（ねじ径が39mm）ということですね。その後、ビゾフレックスシステムもライカMと同じバヨネットマウントになります。それがビゾフレックスII型III型といわれるものです。

ビゾフレックスI型用レンズは39mmのスクリューマウント。ビゾフレックスII型III型用レンズはMのバヨネット。

写真のビゾ用レンズは左から

弊社で取扱いのある、ビゾフレックスレンズ用のマウントアダプター（Nikon用とEOS用）は、ビゾフレックスII型III型用なので、テリート400mmとエルマー65mm（+OTZFOヘリコイド）では、そのまま使えます。

このようにダイレクトに使えます！ここまで理解できましたかね。※テリート400mF5（テレビット）も同様です。

問題はビゾフレックスI型！L39スクリューの場合は、もう少し難しくなります。ビゾI型からビゾII型になったときに、そのフランジバックを短くしてきました。つまり、I型のレンズでII型III型のミラーボックスが使えるようにと、、

ゆわば、純正マウントアダプターも発売したんですね。それがこの16466M（OUBIO）という、俗にいうテリートリング！

オークション等では、レンズと別に売られている場合が多いので、スクリューマウントのビゾ用レンズを手に入れたときには必ず必要になるでしょう。

このテリートリング、測ってみるとビゾI型（91.3mm）とビゾII型III型（69mm）との、フランジバック差22.3mmピッタリ！まぁ、当たり前のことですけどね・・。

では、ビゾI型レンズのヘクトール135mm（+ショートヘリコイド）をNikonかEOSで使えるようにする手順をご覧いただきましょう。

写真だけで分かりますよねぇ？もちろん、ビゾI型レンズのテリート200mmも同様な繋ぎ方です。

ライカ ビゾフレックスレンズのマウントのこと、少しはお分かりいただけたでしょうか？

オークションでは、このビゾフレックスレンズというオールドレンズがまぁまぁでております。魔法の描写のマクロレンズ、エルマー様（エルマー65mm）やテリート様（テリート200mm）、ファンタジーな写真が撮れるヘクトール135mmm。

ちなみに私は仕事でバリバリ使っております。まだ、ビゾ用レンズの凄さが世間にバレてないうちに、おこずかいためて、オークションでゲットしてみてはいかがですかね！？（写真が上手になっちゃうかも・・）

そんときはウチのマウントアダプターをお買い求めいただくと大変ウレしいです！（てか、スゴくできのいいマウントアダプターですし、絶対おススメです！）

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できが良い”ビゾII＆III型（Mマウント）-CanonEOSマウントアダプター”売場