家具などの大型被写体の割りきり1灯ライティング(美しキット使用)



美しい光の撮影照明キット を1灯だけ使って、家具など大型被写体のライティングはできるのか?

正直、きちんとはできません。
ですが、オークション出品用用途など、ざっくりと商品を説明できれば良し とする程度のゆるい仕上がりでよければ、それなりなライティングならできるとおもいます。

ただ、この場合においても、おさえるべきポイント がいくつかあります。それをご紹介していきましょう。
なお、今回の設定は「白い壁を背景に被写体のテーブルを撮る」です。(背景紙を壁に見立てている)



①のライティングは、被写体から離れた位置の真横から照射してみました。

この場合、横から照射はよろしくありません。
やはりこの場合、せめて、天板面が明るくないと、、、ですよねぇ。


ということで、ライト位置を高くあげて下振りに照射 してみました。


①より商品の机がわかりやすくなりましたよね。
ただ、壁に落ちた影がきつすぎて、商品が見えにくい、、かなぁ..ってとこですよね。


そこで、被写体を背景の壁から離してみました。


いいですね。影が壁にかからなくなって、
かなり、商品が見やすくなりました!


ライトとは逆方向に大きな白い板(レフ板)を立ててみました。


天板右のエッジが明るくなりましたが、劇的な効果はないようです。あ、でも、テーブル下の影が少し明るくなっているから、よくなった方向には進んでいますかね。


比較しやすいように並べてみると…
もっとも④が見やすいですが、③でも悪くないようです。

というわけで今回のポイントは、
・ライトは高い位置から振りおろして照射!
・被写体の影が壁にかからないように壁から離す!

となります。



さて、ついでにアレをやってみると、、


アレとは「キリヌキ」。
キリヌキをやってみると、
①以外だったら、どれでもいーんじゃね?
という感想です。

キリヌキの力は絶大ですね。



最後に、右にもライトを足して、左右バサミライティング。
同じく高い位置から振りおろしです。


今回、④との差はあまり出ませんでしたが、
大型被写体の割り切りライティングの王道 は、この 左右バサミライティング です。

被写体によっては、片側からの光では影になって見えなくなる部分ができることもあります。左右バサミは大型被写体の万能ライティングといえるのです。




以上、「ゆるゆるライティング講座」を白金台の現場からお届けしましたぁ。。



 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

shop-top



nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・

facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: LEDライト機材, 【ブツ撮りの基本】(EC事業者様必見!), プロ用LED照明機材, 商品撮影初心者向けLED パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください