知らないうちにISO・SS・F値の関係が洗脳されてしまうロングセラー露出計の恐ろしい謀略



倉庫から学生の頃に買った露出計が出てきました。
セコニック スタジオデラックス L-398 という、古式ゆかしき入射光式の露出計です。
なんと、今でも売っているようです。(バージョンアップはされているよう)
数値が記された盤を回して、露出の組み合わせが分かる仕組みです。ISO感度・シャッタースピード(SS)・F値の関係が感覚的に理解できるもので、写真学生が最初に買わされるのも納得します。

現在の全てのカメラにはTTL(反射光式露出)が内蔵されており、こんなもんがなくたって不自由はしません。ですが、「そこにある光の量」を把握することができる入射光式露出計の存在意義がなくなるわけではありません。入射光式の値を理解してこそ、光というものの意味が理解できるというものですから。


まぁ、これを使えなくたって困ることはありませんが、いちおう使い方をちらっとお伝えします。

①光量を測定したい場所に、白の半球状のセンサーをかざし、中心のボタンを押すと針が動く。針が安定したところでボタンから手を離す。

②カメラ設定のISO感度を合わせる(当時はASAと呼ばれていた)

③針が示した値を読む(今回は640と1.25の中間)

④回転盤を回して、③の値を「L▲」に合わせる。(L=Low)

⑤F値とSSの組み合わせが分かる。
※SSが1/125秒に設定の場合、絞り値がF8半。
SSが1/500秒に設定の場合、絞り値がF4半。という具合

見た目超難しそうですが、ちょっと使えばすぐ理解できるはずです。
それに使い込んでいくと、SSとF値の組み合わせの計算が頭の中で素早くできるようになります。

ここまではLowモード(L▲)のは測り方でした。まぁ、スタジオや室内ではこのLowモードで測ります。


次にHighモード(H▲)
つまり、屋外の太陽光がある明るい場所ではこのモードにします。
露出計の頭の先にスリットがありますから、付属の穴の空いた黒い板を差し込みます。これでHモードになりました!(すげーアナログでしょ?)
んで、
④回転盤を回して、③の値を「H▲」に合わせる。(H=High)
と、同じように露出の組み合わせが表示されます。(針の値は、20と40の中間)つまり、Sh50Pro-Vの「調光幅は2EV」 ということが分かります。


実はですね、、今回、LモードとHモードは同じ明るさで測定しております。振れる針の値は違いますが、回転盤は動かしてはいません。従って同じ露出の組み合わせが表示されています。

こーやって使っていくうちに、知らず識らずに「ISO感度・シャッタースピード(SS)・F値の関係」が洗脳されてしまうという…セコニックの謀略が隠されています。今でも販売されてるのは布教活動なのかもしれません。(んなわきゃない)


ついでにこんな使い方もできるという例。
今回のソフトボックスの中には、Sh50Pro-V(調光タイプ) を仕込んでおりまして、先程は「最高出力(100%)で照射しておりました。で、これは「最小出力(20%)で照射しています。
EVの値 をみてみると、「100%=13と14の中間」「20%=11と12の中間」 ということが読み取れます。


まぁ、こんなもの知らなくても写真は撮れますし、全く困りもしません。しかし、「なにごとも基礎が重要」と考える稀有な方はスタジオデラックスを入手してください。鍛錬すると、必ず撮影の底力がつきますから。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

039|高演色LED電球
Sh50Pro-V(調光タイプ) & Sh50Pro-S




shop-top



nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・

facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: 撮影の基本の知識 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください