カメラ内蔵水準器をそこまで信じるな!



最近では、デジタル一眼カメラには「デジタル水準器」が搭載されていることが当たり前となりつつあります。今回はSONYカメラを使って説明いたします。「オレンジバー」の表示のときは「レベル(水準)が合っていない状態」


傾きを調整して、「グリーンバー」になると「レベルが合っている」という仕組みです。
※上写真は、左右の水平(サイドティルト)と前後の水平(ティルト)の2軸のいずれも合っていることを示しています。


それでは、カメラ内蔵水準器が「サイドティルト・ティルトのレベル」を示している状態で、ホットシューに装着した 2軸水準器 の状態を見てみることにしましょう。2軸のレベルが正しと合っているなら、このアナログ水準器でも、レベルを示しているはずです。


真上から見た2軸水準器の様子。中心をピンク線で画像に書き込みました。
水準器に記された黒線内には入っているものの、中心ではありません。

厳密には、これはレベルが合っていない状態!
水平と垂直を正しく表す必要のある写真では、この僅かなズレが致命傷となります。(分かりやすく言うと建築写真とか)

というわけで、カメラ内蔵水準器は、そこまで信じちゃダメってことがいえそうです。
※アナログ水準器でも安物は精度に問題があることが多いです。ちょっと高いですが、信用できそうなメーカーのものを買うようにしましょう。(これが合ってないと本末転倒ですから..ホットシュータイプでは、2000円未満は危険と考えるべしです)



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One Response to カメラ内蔵水準器をそこまで信じるな!

  1. 通りスガリン のコメント:

    ホットシューとイメージセンサーの取り付け角度ってどのくらいの精度で一致しているんでしょうかね。
    シューにつけた水準器でバッチリ合わせたと思ったら微妙にズレてることがあって、そのあたりを疑ってしまうことがあります。

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