ライトと別にディフューズする理由は?



昨日の記事 で、試作品として作った小さなディフュザー枠(60×80cmくらい)ですが、小さすぎるので実用にはムリかなぁとおもっていましたが、弊社にある小さいテーブルの短辺が60cmだったことをおもいだしまして、もったいないので今日の記事に利用するというせこい方法を考えつきました。(ご覧の通り、テーブル横に2本のポールを立てるとちょうどまたげるサイズでした)

そんなわけで、試作DF枠(トレペ張り)を使って、上写真のようなセットを組んでみました。美しキットのソフトボックスの付属DFを外した状態です。
ところで、ソフトボックスのDFのままじゃ、どうしていけないのか? 別ディフュザーを使う理由は? などの疑問が聞こえてきそうなので、そのへんの話をサクッとしていきます。


まずはくっつけちゃったパターン。これはソフトボックスの付属DFをつけたのとほぼ同じ状態。結果もほぼ同じと考えていただいていいでしょう。


写真の仕上がりはというと、悪くないんじゃないですかね? つまり、ソフトボックス単体でもこのレベルの写真は撮れるということになります。


次に、ライトをDFから離しました。距離は20cmくらいかな。ソフトボックスの50cmに対して、このDF枠の短辺は60cm。ちょっとしか変わらないです。こんなことで果たして差が出るのか??


ん? 確かに優雅になった気が….。
それでは、並べて比べてみましょう。


おおおおおお!かなり違うぞ!!
簡単にいうと、
ライトとDFを離した光で撮った被写体は上等に写る。
ってことです。(透過ブツのビー玉じゃなくても、あらゆるモノが上等化します)

こうなった理由の一つは、光源とDFが離れたおかげで、DFで光の芯が拡散され(ぼやけ)、DFになだらかな光のグラデーションができたから、といえます。なだらかな面光源のグラデーションは優雅な光を生み出し、モノを上等に見せる効果があるということですね。


もう一つの理由は、やはり 光源面が広がったこと。 です。みりゃぁわかりますよね。 

こんなにちっぽけなDFですら、ライトと別で使うと光を上等にする効果がある のですね。さらにいうと、DF枠がもっともっと大きければ、さらなる上等な光を目指すことができるということですから。(大きければ、さらに滑らかな光のグラデを有した面光源を作ることができる)

ソフトボックスの光のままでも、それなりにキレイに撮れますが、さらに被写体を立派(上等)に写したいのであれば、大きな別ディフュザーを使うという手法は間違いないとおもいます。(私がDF枠妙ににこだわってるワケが、少しは分かっていただけましたかな?)


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

1350 鷹爪クランプ

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