暗黒浮遊電球の仕掛けをお見せいたします!



みなさん気になっているであろう、昨日「Sh50Pro-Sの発光構造写真」の仕掛けをお見せしましょう。

こーゆー手の込んだ撮影の場合、カメラを構える前に「固定の仕掛け」を考えます。TOP写真は最初の段階。
弊社商品「15mmロッドシステム」や「PowerBlack」を駆使して、重さのある電球を後方(背景側)から支える仕掛けを作りました。


かなりお行儀が悪いですが、電球の吸気穴(tyokkei5mm)にM5のねじをねじ込んだら電球にガッチリと固定できました。(良い子は真似しないように)調整角度のことを考えて、15mmロッドシステムこのような複雑な組み方にしています。


半球状の「標準乳白ディフュザー」には穴(6.5mm)を開け、市販のΦ8mmアルミパイプ(東急ハンズで購入したもの)の先端に1/4ねじをねじ込んだ棒をナットで固定。

インナーディフューザは「ピアノ線」をセロテープで貼り付け、突き出しています。


当初、ピアノ線は後方から横に出していたのですが、しなりが大きいため、下から上に突き出す方法に変更。それでも揺れが大きいですが、、、、

ちなみにライティングは至ってシンプル。「美しい光の撮影照明キット」で真トップライトを組んだだけ。

このくらいの準備が終わったら、カメラを構えて試し撮り。その写真を見ながら位置調整をします。
位置調整が終了したら、背景に「ウールペーパ」を垂らし、仕掛けの棒が突き出ているところは、ハサミでカットした切れ込みに入れ、棒の通り道を作ります。

黒背景の準備ができたら、最終日調整。
思う位置になかなか決まらないので、ここが一番苦労する局面です。。


それで、まぁ、全体を照射したカットをとりあえず撮ります


いろんな問題が出てきますが、表記の通りに対応。


次に、発光カットのために、ソケットをつなぎます。1mm足りと動かしちゃいけないのがミソ。(← これが大変。てか、神業レベルかも)


ソケットの重みで電球の位置が下がることが試し撮りで判明。対応として、全体照射カットの位置を下からスタンドで支えて、「発光カット」を撮るようにしました。(スタンドはレイヤー合成の際、マスクで消す)


でまぁ、この2枚の絵を「レイヤー合成 比較(明)」で重ねたら、ほぼ出来上がり。
あとは細かい修正。インナーディフュザーのピアノ線影は修復ツールで除去。「標準乳白DF」の明るさだけを少し明るくして、やっと出来上がり!


ね? すごーく、大変なことやってたでしょ!?

フォトショップの力を頼っているところが一部ありますが、一発撮りの意識はやはり大切だとおもいます。デジタルの時代なので、これでも楽な方。
フィルムの時代は、もっともっともっともっともっと、大変だったということが想像できますでしょうか!?(ポラを何枚も切ったりして確認していた…)
※理屈は分かっていても、面倒極まりないので、あまりやりたくない撮影なのであります。


 高演色LED電球 Sh50Pro-S


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