音はたった5mで「1f/60fps」 遅延するって知ってた?




えー、今日は「理科」の授業です。とはいえ「動画編集」にも役立つ話です。

皆さん、学校で習ったと思いますが、音のスピード、
つまり音速は「おおよそ340m/s(気温15℃時)」です。※気温があがると速くなる
言い換えると「音は1秒間に340m進む」ということです。

このことをを「動画編集」の観点から、
一般的に使われるフレームレート「30fps」に落とし込んでみましょう。
つまり、340mを30分割してみましたわけね。



すると、1フレーム分の距離を換算すると11m(正確には11.33mだが四捨五入)
11m向こうの音は、1フレーム遅れて届くということになります。



これを、昨日の記事の状況、「自撮りカメラ」と「距離5mで別カメラ」で撮った映像と音のことを考えてみると.. ※いずれもカメラで録画・録音



5mでは、1フレームの半分ほど、音が遅れて届きます。(ちなみに光速は音速の88万倍速く遅延はほぼない)
この撮影では「自撮り」と「距離5m撮影」の動画を「音声同期」させました。音で合わせると、結果「距離5m撮影」の絵は、「自撮り」の絵より1/2フレーム絵が遅れてしまいます。

10メートル離れて人物が話している動画撮影は、そんなに多くはありませんが、5mレベルはよくあることだとおもいます。「なんか口の動きがあわないなぁ..」というのは、もしかしたらこの問題かもしれません。1フレの半分だけでもずれると、しっくりこないもんですから。



1/2フレーム(30p時)遅延問題の対策

60fpsの動画上で考えてみると、ほぼ「1フレーム」遅延していることになります。
30fpsの編集では合わせることができませんでしたが、プレミアでいうところの「シーケンス設定」を60fpsに変更して編集すると、1フレームずらすことで 、「30p時の1/2フレーム」を合わせられるようになります。(念の為、60fpsのまま「書き出し」をしたほうがよいかも..)
※30fps=正確には「29.97fps」 60fps=正確には「59.94fps」



あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・

facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct

感染防止の制限がなくなったので再開します! よろしこ。↓


 

カテゴリー: photoshop・captureonepro・premierepro教室(ちょっこと上級者向け), 【スチールカメラマンの動画修行】 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください