「絞り・シャッタースピード・ISO感度」の値の学習(pdfファイルのDLあり)



今回は「座学」をやります。カメラ初心者向けの記事(デジイチユーザー)です。プロやハイアマの皆様は読まなくても良いやつです。

デジタルカメラの「露出調整」は、「絞り・シャッタースピード・ISO感度」の3つの組み合わせでおこなうようになっています。 「おまかせオート」などでは、カメラがこの組み合わせを自動的に決めています。ですので、何も考えずにシャッターボタンを押しても、適正な露出に設定してくれます。

でも、プロは「おまかせオート」は絶対使いません。なぜなら、自分の意図した作画にし、できるだけ高品位画像を作りたいからです。特に「絞り」は写真の作画に大きな影響を与えます。(今日はこのことには詳しくは触れません)

つまり、写真のクオリティーアップを目指すには、「おまかせオート」からの脱却が不可欠 でしょう。
次に目指すべきは、Mモード(マニュアル露出)Aモード(絞り優先モード)ではないかとおもいます。

法則性がまるでわからない「絞り(F値)」や、数字がいっぱい並んでいる「シャッタースピード(SS)」を見るとうんざりしますよね?わかります、私も子供の頃から数字が大キライですから。。

それを克服する最短の方法は「数値の並びを丸暗記する」 です。写真学校で最初にやる学習です。

3つの中でも、絶対丸暗記しなければいけないのが「絞り(F値)」の並びです。TOP表の数値の「赤文字」の並び だけを覚えてください。通常のカメラデフォルト設定では、3クリックで「1段(1EV)となっております。赤数字の間の下に小さくグレーで記された数値は覚える必要はありません。また、薄文字部分は、通常では使わないので無視してください。

丸暗記しなくちゃいけない「F値の並び」は、「F1.4 – F2.0 – F2.8 – F4.0 – F5.6 – F8.0 – F11 – F16 – F22」 です。この間が「1段(1EV)」となります。
つまり、F1.4からF2.8の差は「2段(2EV) という云い方をします。設定値を「F2.8 → F1.4」に変更すると「2段明るくなる(+2EV)」ってことですね。


また、F値はそのままでも、「シャッタースピード」か「ISO感度」を右に2段分シフトしても、2段明るくすることもできるのです。

「絞りの並び」さえ覚えてしまえば、「シャッタースピード」と「ISO感度」は、単純に「倍で1段」 ですから、もっと簡単になります。

このことを知らない人に説明するのは難しいので、「絞り・シャッタースピード・ISO感度」の値 という表を作りました。眺めていると、そのうちにカメラの露出のことが理解できてくるようにとの思いでデザインされています。pdfをDLして、A4で印刷してください。それを随時持って、並びを丸暗記してください。並びを習得した後には、新しい景色が見えるはずです。



今回は文字多めで頭が痛くなった人もいるかと思います。
最後にちょっとだけ面白いことお教えしますね。

表の「絞り列」の真下の「シャッタースピード列」を読んでください。
左の「F1.4」+「1/4000秒」の設定と、右の「F22」+「1/15秒」の設定をしたときは、どちらも同じ明るさになるのです。! ということは、中央の「F5.6」+「1/250秒」も同じ明るさ。てか、縦に読むとすべて同じ明るさ(同露出) になるということだったのです。 なんか、ちょっと分かった気になったでしょ!?
※但し、「ISO感度」は固定という条件

あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・

facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct

今日から感染防止の制限がなくなったので再開します! よろしこ。↓


 

カテゴリー: 撮影の基本の知識 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください