「彩度」を上げすぎると「色飽和」で画像が破綻するって知ってた?



赤い馬の人形です。かなり鮮やかな赤です。
世の多くの人は、どうやら「彩度の高い色」ってのが好きみたいで、とにかく「鮮やか」を求められることが多いように感じます。



試しにそもそも鮮やかな赤の馬を、フォトショの「色相・彩度」で、さらに「彩度」を上げてみましょう。(+20)


一見すると、さらに鮮やかになったようにも見えます。ですが、お尻あたりを中心に、ところどころ違和感を感じます。



お尻のあたりを「RGB」の値を調べてみると、広い範囲で「Rチャンネル」が「255」を示しています。これは何を意味しているのか!?

RGBの数値は「0-255」で表します。「255」というのは、Rチャンネルがフルってことで、「それ以上は無い」ってことです。例えるなら「本当はもっと上にいきたいけど、天井についてしまって横に伸ばすしか無い」って具合です。

このように、ベタ塗りみたいなる状態のことを「色飽和」 といいいます。「色飽和」が起こると画像が破綻してしまうということです。本来丸みを帯びてるはずの馬のお尻の形が「カクカク」してるように見えちゃってますもん。


色情報を破棄して、モノクロにしてみました。彩度↑の方は、お尻から背中にかけて、濃淡の境目ができていることが確認できます。ここは、なだらかなグラデでしたが、トーンジャンプを起こして、境目ができちゃったんですね。

とても鮮やかな色の被写体だったので、実は彩度を上げる前の元絵でも、少しだけ「色飽和」を起こしています。今回「+20」上げましたが、「+1や+2」でも「色飽和」が拡張していきます。だから、このようなもともと彩度の高い被写体の場合、彩度上げは絶対やっちゃダメな処理だったわけです。

鮮やかな色が好きなことはわかりますが、
「彩度↑処理」は「色飽和」を起こすリスクがある ことを理解おきましょうね。
※「彩度↑処理」をやってはいけないとはいいません。ほどほどにね。ってことで、

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