背景天板の「縦横配置選択」



今日は照明の話ではありません。
背景に使う「天板」の配置 についての話です。

まずは、「天板を横向き(撮影カメラから見て)にして、
ご覧のよくある「撮影の角度」、45°(二等辺三角形の三角定規の最小角)」の「斜ふかんアングル(振り下しアングル)で撮ってみました。



すると、「背景白(天板)」 がカバーしていることがわかります。


次にもっと薄い角度「30°(大きい方の三角定規の最小角)」で撮ってみたらどうなるか?



おっと、背景が足りなくてキレてしまいました。。


次に、白天板を「縦向き(撮影カメラから見て) に配置し直して、撮ってみましょう。



光が届かずグラデーションになってはいますが、
「縦向き」だと、薄い「30°」のアングルでも、背景としてカバーしてる ということになります。※天板後方に光を当てれば、白背景にもなります。

つまり、天板を「縦向き(撮影カメラから見て)」に配置するほうが、薄いアングルにも対応できて有利 ということです。
大抵のテーブルは長辺と短辺がありますもんねぇ。奥行きを長い撮影セットを作れば汎用力が高いってわけですね。(ライトスタンドを立てるスペースとかも関係もあるでしょうけど..)

なお、30°より薄いアングル(水平に近いアングル)になるときは、天板のみで撮ることを諦めて、



背景紙で「アール」を作るセットが必要になることを覚えておきましょう。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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