あなたが本当に必要な焦点距離のレンズを知っていますか?(私の場合の例を語る)



えと、今日は撮影があったので、軽めなのを一つ。
仕事で使うレギュラー焦点距離を極力絞ってみると、私の場合、この4本になりました。
35mm・50mm・90mmと、マクロ60mm です。

標準レンズ(50mm)を軸として、その周辺の焦点距離と結果です。つまり、この4本は必須ということになります。多くの仕事は、これらのレンズを持って行けば、なんとかなるって感じですね。

これを聞いたあなたは「広角側が足りないんじゃね?」と思われたかもしれません。例えば、建築写真などでは、もっと広角レンズが必要になります。私も25年ほど前には住宅メーカーさんの仕事をしていたので、その時だったら、もっと広角が必要になったとおもいます。ですが、現在の仕事内容では、超広角が常に必要ってことはないのです。もちろん、場合によっちゃぁ、持っていきますけど頻度は低いです。(演出上必要と判断することもあります)

「28mmがないのも気になる」そうでしょうそうでしょう、28mmは便利なレンズですもんね。しかし、便利という甘えが28mmで仕事を通す、的なことになりがちです。実は、35mmと28mmには大きな差があると考えています。その理由の一つは28mmは歪むからです。一方の35mmでは、使い方を間違えなければ、ひどく歪むことはありませんからね。(特にこのズミクロン-R35mmは..)

歳を重ねるごとに、この歪むことが許せなくなってきまして。。だから、無理にでも35mmで押し込めようとするんですねですかね。


ですが、狭所の取材なんかでは、そんなこと言ってられません。やはり、ワイドレンズが必要となってきます。事前にそれがわかっていたら、もちろん用意します。それ以外では超広角は持っていきません。

代わりにといっちゃあなんなんですが、私のカバンの中に常に「SONY DSC-RX0(24mm相当)」を忍ばしており、急なワイドレンズ必要カットがあった場合、コレで対応します。もちろん、仕事でも。。1インチセンサーの1500万画素程度なので、大きい掲載の写真には無理がありますが、小さな掲載の写真なら十分対応できるとおもいます。高価なF2.8ショートズームより、絵は歪まないんじゃないかなぁ。。(最近のズームレンズは優秀になったとはいえ、やはり便利優先設計の道具だと考えています)



今日、スゴく偏ったことを言ってますよね!?  今日の話は、すべてのカメラマンさんに当てはまるわけではありません。飛行機撮ってる人とか、ライオン撮ってる人とかだと、90mmではなんともならんですからね。
でもでもでも、、、、私は標準周りの焦点距離レンズが、とにかく好きなわけであります。。(← いちお、コレまでいろいろやってきた結果こうなりました)

で、まぁ、お話した偏った内容の中には、写真が上手になるためのエッセンスがあるようにも思ったので、語らせていただきました。(しらんけど..)

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