写真上達のカギはレベルアングル(水平角)を意識することだった!





何でもないものを撮った写真でも、プロカメラマンが撮ったものと、ビギナーさんが撮ったものでは、何かが違うことを感じたことはないでしょうか?
要因はいろいろありますが、その一つは、今日お話することではないかと私は考えています。

TOPの3枚の写真は、35mmレンズ(フルサイズカメラ)で撮った街の風景写真です。このような3枚の写真を撮るとき、ビギナーの皆さんは何も気にしないとおもいます。ところがプロなら必ず一つの大きなポイントに気をつけるはずです。


お気づきかとおもいますが、TOP写真の撮影場所は地上より「高いカメラ位置」から撮っておりまして、同じ場所から、撮影アングルを「チルト軸」を動かしただけの3カットだったんですね。




ここで写り込んでいる垂直であるべき建物の外観をよくみてみると、
① = 上に向かって広がって描写されていている
③ = 上に向かって狭まって描写されている
ことがわかります。本来、建物に垂直の部分は、隣の建物の垂直部分と「平行」でなきゃおかしいわけなんですが、広くなったり狭くなったりしています。

で、②だけは、本来平行であるべき建物間の垂直部分が正しく平行に描写 されています。
このように垂線を正しく写すことができるのは、
レベル アングル(水平角)」に構えたときだけなのです。

※一般的に使われている言葉ではないですが、ここでは「レベル アングル」と呼ぶことにします。(意味は合ってますもんで..)

実はプロカメラマンは、この「レベル アングル」常に気にかけています。とはいえ、いつもレベルアングルで撮るわけではありません。当然、レンズを下に向けたり、上に向かたりすることはあるのですが、その際には脳の片隅で「垂線が歪む」ということを踏まえて撮影をおこなっているとおもいます。




次に、「カメラの高さ」と「チルトアングル(上下のアングル)」を変えて、「同じ被写体(四角い箱)」を撮ってみる ことにしましょう。(フルサイズ50mmレンズ)
先の写真は、「同じ位置(高さも含む)」から「チルトアングル」だけを変えて、風景(厳密には違う被写体)を撮ったものでしたので、ここからは基本の条件が違います。




うす緑の2本の線は「画像編集」で被せたガイドです。つまり「完全なる垂線(&2本は平行)」。
ガイドと箱の端を比べてみると、先程の建物と同じ法則で歪みがあることがよくわかります。
そして、②の「レベル アングル」では、パーフェクトに箱が垂直に写っています。(高さと角度の正しい箇所はピンポイント。このため、微細な合わせが必要..)

この箱の撮影でわかることは、
「カメラの高さ」を調整することで、麗しの「レベル アングル」にすることができる(ことがある)ってことです!

残念ながらビギナーの皆様は、この「レベル アングル」を気にしていないので「カメラの高さ」調整ができていないことが多いかな。

例えば、友人などから「記念写真撮って」とiPhone渡されて撮るとき、立ったままあなたの目の高さでそのままシャッター押しちゃわないですか?(縦位置で..)それって、まさに①の角度で撮っているってことになります。(①の箱の写真を見てイメージしてください)
①の写りのように 人物のお顔が大きくなり、短足に写ってしまうってことなんです!(写された人、かわいそう..)

この場合、iPhoneの高さを下げること だけで、②の「レベル アングル」にすることができる んですよぉ。。(少し屈めってこと)

参考までに一つ戻って、カメラの状態の写真をごらんください。「細赤線」はカメラアングルを表しており、「太赤線」はカメラのセンサー面を表しています。これはスマホの角度に置き換えることができます。つまり、スマホ撮影で人を撮るときは、②の「太赤線」にスマホを構えることが正解 なのであります。

ネットの記事の中には、「下からあおれ!」とか、「斜めに撮れ!」とか、無責任なまやかしの指導記事がたびたび見られます。もちろん、好き好きなので、それにしたがってもらっても良いのですが、この記事の「基本中の基本のレベルアングルを意識せよ!」だけは深く覚えていってください。

この基本を叩き込んでからこそ初めて、「カメラちょっと下振りでアゴのラインを細く」とか、「ちょっとローアングル上振りにして脚を長く」とかの技を活かせるようになってくるってもんなのです。

で、今回は35mmレンズ(チョイ広角)と50mmレンズ(標準)でのご説明でしたが、広角レンズになればなるほど、「レベル アングル」が大切になってくることも、ついでに覚えていってくださいね。(超広角でアオリまくると、端に写った女子の顔がシャレにならない「やべー」ことになっちまいますから..)

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