ブツ撮りでは「トップライト」というライティングが基本となることは、このブログでは、いつもお伝えしていることです。
今日は、トップライトのお供「レフ板」のコントロール(調整)のお話をしますね。
今日の被写体は「白い正六面体」。レフの効果の調整の話では、説明しやすいものではないいかと、この白いサイコロ状のものを選んでいます。
垂直面に高さのあるモノでは、トップライトだけでは無理があるといえます。
今日は、トップライトのお供「レフ板」のコントロール(調整)のお話をしますね。
今日の被写体は「白い正六面体」。レフの効果の調整の話では、説明しやすいものではないいかと、この白いサイコロ状のものを選んでいます。
垂直面に高さのあるモノでは、トップライトだけでは無理があるといえます。
そしてカメラアングルは「45°」。これにも意味がありまして、のちほど分かるとおもいます。それでは、始めていきましょう。
まずは、「50cm×50cm」の面光源のトップライトのみで撮影した写真。
天面は照射されており、明るくなってテクスチャーが見やすいですが、サイコロの「垂直面」は照射されずに暗くなってしまい、よく見えません。白とグレーのサイコロに見えますよね。
天面は照射されており、明るくなってテクスチャーが見やすいですが、サイコロの「垂直面」は照射されずに暗くなってしまい、よく見えません。白とグレーのサイコロに見えますよね。
次に垂直面対策として、左右にレフ板を立てました。左右ともかなり寄せています。垂直面は明るくなりましたね!
しかしですねー、皆さんにはこれは白いサイコロ状の物体と先にご説明しておりますから、サイコロに見えるとおもいますが、予めその情報がないとすれば、どーゆー立体なのかが分かりにくいかもしれません。左右の垂直面の明るさが同じだから、立体感が掴みにくくなってしまうのです。(この写真をずーと見てたら、騙し絵的に少し変な感覚になるかもしれません)
しかしですねー、皆さんにはこれは白いサイコロ状の物体と先にご説明しておりますから、サイコロに見えるとおもいますが、予めその情報がないとすれば、どーゆー立体なのかが分かりにくいかもしれません。左右の垂直面の明るさが同じだから、立体感が掴みにくくなってしまうのです。(この写真をずーと見てたら、騙し絵的に少し変な感覚になるかもしれません)
そこで「左のレフ板だけ」にしてみました。まぁ、少し立体に見えなくはないですが、そもそもこれは基本「白いモノ」なんですよ。垂直面の左右は同じ色なはず。ヘタすりゃ2トーンに見えちゃうかもしれません。白いものに見せつつ、サイコロの立体感を見せるというのが望ましいでしょう。
というわけで、おそらくこれが正解。
②と同じく、左右にレフを立てています。
ただし、右レフだけ被写体から離しました。
形と色を伝える目的のブツ撮りにおいて、
トップライトをメインライトとして使う場合、左右のレフ(ライト)のバランスを同じにしない方が好ましいと考えます。想定シャドー(側)を少し暗くしつつも、色が変に見えないように..レフの位置を調整するってことがレフ板コントロールの極意だとおもいます。
②と同じく、左右にレフを立てています。
ただし、右レフだけ被写体から離しました。
形と色を伝える目的のブツ撮りにおいて、
トップライトをメインライトとして使う場合、左右のレフ(ライト)のバランスを同じにしない方が好ましいと考えます。想定シャドー(側)を少し暗くしつつも、色が変に見えないように..レフの位置を調整するってことがレフ板コントロールの極意だとおもいます。
最後に今回のセットのレフの位置が分かる絵をお見せします。最初からコレを見せれば良いともおもったのですが、皆様に少し考えていただこうと、あえてお見せするのは最後にしました。
で、今回もですが、「秘伝のレフ板(手作り)」を2枚使用しています。秘伝のレフは、私中居が長年プロカメラマンをやっていて導き出した”最も使いいいであろうレフ板の大きさ”なんです。(「A4×2枚継ぎ」じゃ小さすぎ、「A3×2枚継ぎ」じゃ大きすぎるのね..)
ブツ撮り力を高めたい人は、何はなくとも、とりあえずこの「秘伝のレフ板(手作り)」を自作されることをお勧めいたします。
で、今回もですが、「秘伝のレフ板(手作り)」を2枚使用しています。秘伝のレフは、私中居が長年プロカメラマンをやっていて導き出した”最も使いいいであろうレフ板の大きさ”なんです。(「A4×2枚継ぎ」じゃ小さすぎ、「A3×2枚継ぎ」じゃ大きすぎるのね..)
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↓ 今日もこれ使ってライティングしましたし、販売ページボタンを置いときます。
22cm横棒(撮影照明キットオプション)
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