軽くて小さいPCMレコーダー「TASCAM DR-07X」を買ってしも〜た・・



ここのところ、コロナ禍の今、早急なスチールカメラマンの動画撮影の習得を!と呼びかけておりますが、その中で、先日、苦手分野の「音収録」の重要性を問いかけました。
動画はとにかく音が大切!なのに写真屋の苦手分野なのであります..
(マイク・レコーダーの選定私的歴史)


記事内で、最初に揃えるべき録音機材として、リニアPCMレコーダーを申し上げましたが、私が昔買ったレコーダーは大きくて、なんだかなぁ〜的なことを少し述べました。それが自分自身気になり始めまして…..

早急に必要ではないですが、つい、TASCAM リニアPCMレコーダー DR-07X を買ってしまいましたぁー!


今まで使っていたのはXLRコネクターが装備されている「DR-40」。しかし、先のブログ記事で記した通り今となっては外部入力(XLR入力)が必要なくなりました。ってことは、もっと小さく軽いのでいーんじゃね?と思い始めたわけです。

今回買っちまった「DR-07X」は、DR-40と比べて、ご覧の通り「薄く」「小さく」なりました。例えていうなら、1990年代後期の携帯電話くらいの大きさです。重さも電池込みで280g/175gと100g以上軽くなりました。軽く小さくはなりましたが、本体マイク録音だと同等、いやもしくは新しい分、DR-40以上の音質での録音が期待できます。(どちらも、CD音質を超える96kHZのハイレゾ・ステレオ録音)


スチールカメラマンが動画(ワンオペ)を撮るときに、手っ取り早いばやい方法が、PCMレコーダーをカメラシューに直接つけて「別録り」する方法 だと思います。ただ、これは指向性は高い部類ではありますがガンマイクではないでの、音声収録専用の機器ではありません。環境音とともに音声が録音できるイメージです。(とはいえ、ホワイトノイズは少なくなり、聞き取りやすくなります)

私の場合、「SONY α7R4」で動画を録る時、ケーブル要らずでデジタル入力ができる「SONYショットガンマイクECM-B1M」を使い、カメラ本体で音声(モノラル)を録ります。それに加えて、カメラ横に別スタンドで「リニアPCMレコーダーを設置し、環境音をステレオ録音します。ま、あとは編集で同期させるってわけです。
【 Premiere Pro 】別録り音声と動画ファイルの同期の方法(簡潔説明)

この手っ取り早い方法は、SONY以外のカメラでもできるって点がポイントです。


レコーダーのねじ穴を利用してカメラとの接続固定します。ギリギリ、ファインダーが覗けない点がちょっぴり惜しいです。(もう少しだけレコーダーの後方にねじ穴があればね…)ま、後方のモニターを使えばいいだけ..なんですけどね。

1081 ホットシューマウントアダプター II型


このままでは自社扱い商品の話があまりにもすくないので、少し自慢します。今回のDR-07Xの写真は全て「 美しい光の撮影照明キット×2 」でライティングされました。(エッヘン!)



最後に、、録音機器(マイク)にとって、大切なオプションがあります。よく「TV屋外ロケ」音声さんのガンマイクで使っている「モシャモシャ」、TASCAM ウィンドスクリーン WS-11 は、屋外撮影では必須です(ないと風切音がボァボァ入っちゃいます)。お買い忘れなきように。

【今日のまとめ】 録音のことが何にも分からないスチールカメラマンの方々へ。いずれにしても1台は、ハイレゾPCMレコーダーを用意しておいた方が良いと思いますので、今回のレコーダーは、最初の一歩の録音機器(マイクを含め)だと信じていただいて良いとおもいます。




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