この頃は、Nikon D800EのFHD(1080P)記録の動画を撮っていました。動画素人ながら、さすがにD800Eのボディ内臓マイクで録音するっていうのは無いなと思い、とりあえず、オプションのNIKON純正マイク(アナログケーブル ミニピンプラグでカメラに入力)を買って、動画撮影に挑みました。
今だったら分かるのですが、「アナログケーブル カメラ本体録音」ってのはダメです。 ホワイトノイズが多いうえに、音声が明瞭に聞こえないのです。
のちに「動画は(絵よりも)音が大切!」ってことに気がつきます。
考えてみりゃ、テレビ番組はよそ見していても「音(音声)」が聞こえているから、内容が入ってくるんですもんね。このため、テレビの撮影のクルーには、マイクブームを持つ「音声さん」が必須なのでしょう。
ただ、スチールカメラマンが受ける低予算の動画のお仕事では、全て自分一人で行わなければなりません(音声さんを雇えません..)。
そんなわけで、このあと、数年にわたり「音録り」の試行錯誤が始まります。
それでも、なんだかなぁ..な結果だったので、それらのマイクをリニアPCMレコーダに入力し、音声を別録り。(動画編集時に同期させる方法)こんなことをやりました。
ただ、ここまで機材が増えちゃうと「お一人撮影」では、しんどくなってきます。なので、次第にこれらのマイクを使わなくなりました。。。。
それは「リニアPCMレコーダー(内蔵マイク使用)」です。写真は外部入力(XLRコネクタ)でも使えるTASCAM DR-40
これをスタンドの先端などに取り付け、カメラ付近に置いて「音の別録り」をしています。(レコーダーの裏に1/4インチねじ穴保有)
ただ、外部入力用のXLRコネクターがついているため、かなり大きいのが最近の悩み。今では内蔵マイクしか使わないんだから、もっと小さくて軽いレコーダーにそろそろ替えたいと思っています。(例えば、TASCAM リニアPCMレコーダー DR-07Xとか、)
そこで導入したのは、音声録音のテッパン機器、「ピンマイク リコーダー」です。写真は「TASCAM ピンマイクレコーダーDR-10L
音源にできるだけ近いところにマイク!という録音の鉄則に従うと、ピンマイク(ラベリアマイク)がとにかく確実! ま、演者に装着してもらわないといけないという手間はありますが、装着後すぐに「RECオン」にしておけば良いだけなので、動画撮影に集中できます。(最初にレコーダーが録音していることの確認は必須)
そーいや、TVに出ている人(ドラマ以外)は、みんなピンマイクをつけていますもん。うんうん、言葉がちゃんと聞こえないと、話になりませんからね。
で、今では、これを2台所有しています。(演者の人数だけ必要なのね…44kHzだけど音声録音は問題ないとおもいます)
← コレ別売ね。野外じゃ必須!
簡単にいうとこれは「ガンマイクがついたPCMレコーダー(すごく軽い)」です。距離の近い音声であれば、それなりに録れます。(こちらも44kHzモノラル)
一時はこれを使って「音声別録り」をしておりましたが、のちに、これを使う必要がなくなるイノベーションを起こす機材が発売されることになります。
私、これには衝撃を受けました..。
だって、「ケーブル・バッテリーなしで使えるショットガンマイク」ってだけでもすごいのに、α9II、α7R4、α7S3以降発売のSONYのMIシュー装備のカメラなら、デジタル音声の本体入力ができちゃうー!
※それ以前のSONY MIシュー装備カメラでも「アナログ入力」だが、同じくシュー装着だけで使用可能。
こんな簡単な状態で、良質な「音声本体録音」ができるなんて夢のようなこと!!(編集で音声同期の必要がない)。その証拠に、このマイクでデジタル入力ができることもあり、それがきっかけで「α7R4」を購入してしまったくらいですもん..。
ちなみに、このマイクで録音した動画がこれ↓。
私の動画の録音に関するアプローチが正しいかどうかはわかりません。ですが、今から動画撮影を始める方々にとって、少しは有益な情報ではないかとおもいます。
繰り返し申し上げます。
「動画は(絵よりも)音が大切!」 極端な話、絵が多少ボケてようが、ブレてようが、音さえちゃんとしれてば動画は成り立ちます。(逆に音が聞こえなきゃ、なんだか分からないですよ)
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