「コントラストを攻める」という画像調理の考え方



画像編集には「コントラストの調整」があります。画像(写真)の味の大きな方向性を決める大切な調整です。でも、正解は特になく、個人的な好みに依存されます。薄味が好きな人もいるでしょうし、すごい濃い味でないと満足できない人もいるからです。
ただ、その写真を見る人がどう思うか!?も大切になってきますから、その調整の決定は悩ましいことではないかとおもいます。作り手の我を押し通しても良いのですが、それにはそれなりのリスクがあり、覚悟が必要でしょう。何れにしても、最終的には作り手のアナタが決定することです。

ということで、今日は同じ画像のコントラストを少しずつ変えて、その違いを感じていただきたいとおもいます。方法としては、RAWで撮った画像を “Capture ONE pro20” で現像時に「コントラスト」を少しづつ加えていくというものです。それでは、ご覧ください。(他のアプリケーションでも原理は同じです)







この写真の場合、「20」あたりが私の好みです。以下に、コントラスト調整による効果の違いをまとめてみました。



何事も塩梅ってのが大切です。私の好みは「ミディアム・レア」あたりということでしょうかね。

※画像が動かない場合、ここをクリック!


まとめとして、「GIF兄ぃ」にして動かしてみました。コントラストを高くしていく様子がよくわかると思います。(jpgに比べてGIFは階調が極端に少ないことを加味してごらんください)
「ヒストグラム」とは、この写真における「左が黒(シャドー)」「右が白(ハイライト)」の「面積分布図」です。(その間は中間調)
コントラストを高くすると、黒と白の端まで広がり、低くすると階調の分布がフラットになることがわかります。(黒白が端まで近くということは画像がくっきりするということ)

料理人の世界では「塩を攻める」という言い方をすると聞きました。つまり「薄味過ぎても、濃い味過ぎてもダメ」で「薄味過ぎないギリの塩加減」だと理解しております。さてさて、アナタはどこまで「コントラスト」を攻めますか!?(この塩の話、私の理解が間違っていたらスミマセン…)

※この話の「コントラスト最低」は「0」です。コントラストのマイナス調整は擬似的に低くみせているだけです。画像を悪くするだけなので「ご法度」としてください。



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