久々に使う昔の重いジッツオ三脚のメンテナンス(改造を含む)



最初にお知らせ。上記の通りです。すげー長く休むみたいに見えますが、考えてみたら「25日-28日」の4日間だけ、いつもより多くお休みさせていただくってことです。(通常の発送休業日を合わせると長いですが…)
なので「弊社商品で欲しいものがある人は、前倒しで買ってね♥」ってことでして、、何卒、ご了承ください。(お知らせ、おわり)


次の撮影ではより安定した固定が要求されるため、昔の重〜〜いジッツオ三脚も使うことしました。(軽いジッツオカーボン三脚も併用予定)
随分使っていなかったので、今日はそのメンテナンスをおこないました。今日のブログは、そのメンテナンス内容をお伝えいたします。


◆アッパーディスクに「雲台ロックねじ」を新設

アッパーディスクに、ドリルで下穴(5mm)を開け、M6のタップでねじ穴を切ります。


アッパーディスクの下から「M6のホーローねじ(イモねじ)」を通します。


これで、雲台と三脚がロックされ、完璧に雲台が緩まなくなりました!


◆脚開脚角度調整用のポチを再建

次に、ジッツオのここんとこのポチなんですが、知らないうちに欠損しちゃってることって、「プロカメラマンあるある」ではないですか!? (この三脚も3個のうち、2個が欠損している状態でした)

このポチが取れちゃうと、ただ穴が空いているだけの状態になり、三脚の開き角調整の際に、持つとこなくて不便なんですよねぇ〜。とはいえ、使えないこともないので、そのまま使っちゃうってパターンが多いとおもいます。


ポチが取れたあとの穴は「M5ねじの通し穴」になることに気が付きました。そこで最初は、裏側にナットを入れて「M5キャップボルト」を通して固定したらいいだけじゃん。軽く考えやってみると、裏側のナットの出っ張りがあたってしまい、この方法では、脚の角度ロックができないという致命的な欠陥が発生しました。


そこで、ちょっと面倒ですが「M6タップ」を使い、M6ねじ穴を切ることにしました。(アッパーディスクはアルミ製だったので加工は容易だったが、このパーツは硬い「鉄製」なので、ちょっと大変..)
そこに、短めの「M6キャップボルト」を裏側に少し突き出るくらいまでねじ込み「アロンさん家のアルファーくん」を装填。しばらくすると、無事、固定されました。


◆脚開閉の硬さを調整 & 滑りやすいオリジナル石突対策

最後に、スパナを使って3本の「脚の開閉の硬さ」を調整します。調整具合は「バリカタ」にしました。

仕上げに「 ライトスタンド・ブーツ【L】 」を先端石突部に装着。偶然にも【L/φ24mm】でピッタリでした!(石突の経は25mmくらいでしたけど装着できました)

※昔のジッツオの石突がつるつるです。この商品のおかげで「グリップ力が全くない問題」も解決しました!(つるつる床でも横滑りは全くしなくなります)


本日のメンテナンス(改造を含む)で、重くて安定感抜群の「ジッツオ三脚」が、見事蘇ることになりました!
これで、次の撮影のための準備がもう一つ整いましたかね。
今でも、重い三脚が必要なときがある!プロ的には、、ですけどね。。

※ちなみに、今日のメンテは、何一つ買い出しをせず、弊社保有の工具と部品(ねじ)だけで、まかなえたのは、ちょっとだけ嬉しかったです。

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