白い被写体の白背景と薄グレー背景の使い分け



本日は、昨日の記事(薄グレー背景紙) の追記情報です。(昨日記事から読むべし)

今日もあらためて「白っぽい被写体」を「白背景」と「薄グレー背景」で、撮ってみました。(被写体はオフホワイトのルアー)



比較すると、やっぱ「薄グレー背景」で撮るほうが、
より白が浮き立って見えること がわかります。

薄グレー背景での撮影は、
白系のアクセサリーや小物の「白」を際立たせたい時に有効
でしょう。
※ジュエリー系では、パール(真珠)を際立たせる効果があるんじゃないかなぁ。。

ただ闇雲に薄グレーを使えばいいってものではありません。
あくまで「白を際立たせて見せたい時」の一つの手段 です。



例えば拡大クロップで比較してみると、
被写体の「細やかなテクスチャー」は、白背景撮影の方が詳細に見えます。

このように、詳細部分の説明写真では、
オーソドックスな白背景がベターなケースが多い
と考えます。


いずれもの話も、全ての白っぽい被写体にいえることではありませんので、
最終的には、ご自分でご判断くださいね。
※薄グレーケント紙を背景に使うという選択肢を知っただけでも儲けもの、でしょ?


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

ライトグレーケント紙NO.3 10入(ヨドバシカメラ)

無蛍光 白ケント紙 10入(ヨドバシカメラ)


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白背景で白い被写体を輝かせる秘技中の秘技!



白ケント紙を背景に白いカップを撮ってみました。(A)


ライティングは、いつものキットを使ってトップライトを組んだもの。
ややフロントからかな。

さてさて、ここからがレベルの高い「へぇーーー」な話が始まります。
次の写真Bをごらんください。


これな、白いカップが輝いたでしょ?

特筆すべきことは、
実はこれ、Aと ライティングが全く同じ ってこと!




ただね、一つだけ変えたものがあります。プラス、露出値をちょっと明るく しました。
単純に露出を明るくしただけじゃ、こーはならないことはわかるよね?

さて、どーやったのか?何を変えたのか??
これは、プロでもわからない人多いと思われる難問題でぇ、
超技巧派のテクを使っているわけなのよぉ。

どーやったか、教えてほしい??
すぐ答えを教えると勉強にならないから、
↓ これでも押して、少しは考えようね。


正解は、
背景紙を薄グレーケント紙に替えた でしたぁー!
ゲ!手品のギミックみたいな答え。。

説明しよう。
薄グレーを白背景にするには、露出を明るく調整するよねぇ。明るくするとカップがより白くなるわけ。でも薄グレーと白カップの濃度差はあるあけだから、輪郭が消えることなく、背景より明るいカップが浮き立つってことなんだ。(あと、カップ外側は、床のグレーが写り込んでいることも関係している)


白背景だと白カップの濃度差がない。けど、薄グレー背景だと濃度差が生まれる。(カップの方が明るい)
相対的な対比による”錯視効果”も相まって、より輝かせて見せてる とも思います。


フィルムのモノクロ撮影からやってたプロだったら簡単に答えられたかもしれません。とはいえ、かなりの難問だから、正解がわかった人はプロ中のプロと勝手に認定しちゃいます。(えらそーだなぁ..)

正解を知ってしまった皆さん、
お友達にこの問題出して、悩まして遊ぶのも一興かもしれません。。
(答えを知ってる優越感を得て楽しめる)



 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

ライトグレーケント紙NO.3 10入(ヨドバシカメラ)


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占有床面積を小さくトップライトをつくるには?(床-天井をつっぱる方法)



テーブルの上にトップライトを作り商品撮影をおこなうスタイルとして、
美しい光の撮影照明キット を使う方法をご案内しており、
おかげさまでお客様からたいへん好評を博しております。

ただこのキットは、スタンドを立てることを前提としており、
狭いスペースの環境の場合、脚が邪魔になるケースもあるようでして、
先日お客様より「このスタンドを立てるスペースを小さくしたい」との要望がございましたので、その方法をお伝えすることとします。


ホームセンターで入手可能な つっぱり棒 極太タイプ(幅170~280cm) で、床と天井を突っ張り、「垂直ポール」にします。(プロの世界では、オートポール を使いますが、高価なので突っ張り棒で代用)


まずは、◆パターン1(予算に余裕のある人向け)
超頑丈な Jaws Clamp for iPad を突っ張り棒に取り付けるスタイル。


はい!足元スッキリ!
棒とクランプが一体化してすごく安定。
そして「上下位置調整」が簡単という特徴があります。


注意点、
現行品の「50cmソフトボックス」では、穴が浅くに最後まで入らないです。
ですが、ソフトボックス側のノブを締め込めば使えます。(傾くがふつーに使えます)


◆パターン2(お安く済ませたい人向け)
鷹爪クランプ(付属スピゴット装着) を取り付け、


すでにお持ちであろう、26cm横棒 を取り付けるスタイル。


こちらも足元スッキリ!
パターン1に比べて安定度は下がりますが、トップライトとして使うのには不自由はしないです。


いずれのスタイルも、
突っ張り棒を使うことで、床占有面積を小さくできセットがスッキリし、上下位置の調整は楽になります。

ただ、前後移動は突っ張り棒を緩めて移動が必要なので、
スタンドの方がやりやすいです。

本日はスタンドの脚が邪魔!ということをクリアにするための策なので、
前後移動が少し面倒になるのも仕方なしと、勘弁してやってください。

 Jawsクランプ for iPad

1350 鷹爪クランプ

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)


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