ライティングで一番大切なのは「光の方向の選択」だぁ!



この3枚の写真をみて、それぞれの印象の違いはありますか?
ぶっちゃけ、小さい写真でもみると、3枚ともほぼ変わらない印象でしょう。

ただ、拡大してみるとCだけちょっとだけ、違うかな〜って感じでしょうか。

実は、
A = 高演色LED電球Sh50Pro-S(全ディフュザーを外して「点光源」に近くしたもの)
B = 高演色LED電球Sh50Pro-S(DF装着)
C = 50cmソフトボックス を透過したもの(つまり面光源)

と光の質(光の大きさ)を変えていたんですね。
ただ、光の方向(光源の位置と振り)は全く同じ ってところが今回のミソ!なんですぅ。

試しにですね、
Cのソフトボックスを使って、光の方向を変えて、真上から照射してみましょう。


ほら、
光の質が同じでも、照射する光の方向が違うと、全く違う印象になるでしょ?

これ理解できますよね?

ゆえに、人物でもブツでも、
ライティングに一番に大切なのは光の方向選択
といえます。

つまり、でかいソフトボックスなどの高級ライト機材を使っても、
肝心の光の方向選択が間違っていたら(気にしていなかったら)、全てが台無しになる ってことになりかねません。

今まで被写体の光の感じを見ずに、ただ置きやすいところにライトを設置していたそこのあなた!
それ、ライティングをちゃんとしたってことにならないとおもいます。

ライトが当たっている被写体をあなたの目でちゃんと見て、どこから当てたらいいかを考えて調整するのが、真のライティングってもんじゃぁないかな?


039|高演色LED電球 Sh50Pro-S

 E26ソケット (16mmメスダボ付)

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高演色LED電球Sh50Proで直射太陽光を作れるのか?



これ、昨日の記事 の最後の「晴天日陰」の写真な。


ほんで、これが 美しい光の撮影照明キット のトップライトで撮った写真。
テイストはおんなじ感じやろ?


つまり、晴天日陰や曇天の空でブツ撮りするテイストは、このキットで再現できるってわけや。

てか、むしろライトで撮ったほうが、青被り調整もせんでええし、
商品写真としての品質はええといえるんや。

でも、今日の本題はこれやないんやで。


晴れたお日さんの光のパキーー!としたこの感じ、影がシャープに見えるこの感じ、これがライトで作り出せるかどうかをやってみようとおもうんや。

ほんまのこというと、昨日記事は今日の記事の「フリ」やったんやで。


まずはなぁ、キットのディフュザーを外して、LED電球直の光にしてみたんや。


なんや影はぼやけてるし、これはパキーっとじゃないわな。
ソフトボックスの中は銀の反射をする仕組みになってるから、大きい面積の光のまま、、ちゅーのが原因やとおもう。


そやさかいに、単純にリフレクターがない ソケットにつけかえて、ポーンと光を打ってみた。
たぶん、こっちの方が点光源に近いから、太陽に近うなると思うで。


だいぶ、影がくっきりしてきたやろ?
ただ、黒いところと影が同化してるのは、ちとやりすぎやな。


そやさかい、これ以降は手前に「レフ板」を立てて、おこしていくことにするわ。

だいぶ影がクッキリしたとはいえ、直射感がまだ薄いなぁ。
さてさて、どないしよ。


おーー、そーやったそうやった。
Sh50Proは、乳白のディフュザーが簡単に外せるんやった。


一気にバキッと感が増したみたいや。
だいぶ、太陽直射に近づいたんとちゃう?


さらにもうひと押し。
実は中にもう一枚 乳白板のインナーディフュザーが入ってるから、それも外してみよか

つまりな、DFなしのLED素子がむき出し状態 になるってことや。


おおおーーーこれはもう太陽直射で撮ったって言い張れば、
騙される人もいるレベル!


よー見たら、影のエッジにうっすらモザイク影にはなってるけど、自分から言わんかったら多分バレへん、バレへん。。


見比べてみたら太陽直射のシャープな影には全く敵わんけど、
まぁ、レンズがついてへん照明やと、これが限界や。

そもそも、偉大なお天道さんに勝負を挑もうなんて47億年早いやろ。


さっきゆーてた、モザイク影問題。
LED素子がいっぱいついてるライトは、フツーはもっと派手に発現してもおかしくないんやで。

実はな、撮影照明はもともとの光源が「点光源」に近い方がベターなんや。面光源にしたきゃ、ディフューズやバウンスをすればいくらでも広げられるやろ?でも、光源を小さくすることはできひんのや。

そやから、このSh50Proは出来るだけ真ん中にLED素子を集めて点に近くしてる わけや。まぁ、撮影用に考え抜かれた理想的な光といえるわけや。プロカメラマンの知恵が詰まってる、っていっても大げさやないとおもう。


最後に白背景で撮った写真がこれ。
ギラーッとした、太陽の強い光イメージになってるんとちゃうかなぁ?

みんなは「面光源派」やろうとおもうけど、ホントはなぁ「点を制せずにライティングを語るな」なんやで。


それ、だれの言葉? って?
ボクがさっき適当に思いついただけや..。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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屋外ブツ撮り、日向/日陰のメリットデメリット



今日の東京は、気持ちいい晴天だったので外に出ました。
今回は珍しく「屋外ブツ撮り」。日向と日陰で撮ってみて、それぞれのメリット・デメリットについて考えたいとおもいます。

条件:撮影時間は太陽が最も高い正午12時。地べたに背景紙を敷いて、使い古されたスピニングリール(黒とゴールドの被写体)の置き撮りをします。


まずは「晴天日向撮影」

○晴天日向撮影のメリット
・元気な印象の写真になる
・正確な色が表現できる
・リアル感を演出できる

×晴天日向撮影のデメリット
・明暗差が激しく、影部は真っ暗で見えなくなる
・高級感が損なわれる(粗が見えやすい)

まぁ、こんなところですかね。
通常のブツ撮りには向いていませんが、
「元気感」や「リアル感」を優先する場合では日向撮影を選ぶこともあります。



とはいえ、
いくらなんでも、シャドー部が暗すぎる!という場合は、


レフおこし秘伝のレフ板」でシャドー部を明るくすると良いでしょう。



続いて、
「晴天日陰撮影」


○晴天日陰撮影のメリット
・明暗差が少ない、しっとりとした仕上がり
・ライティング撮影に近い

×晴天日陰撮影のデメリット
・青空の青が被り、正しい色の再現ができない

ブツ撮りのライティングに近いので、
通常の目的のブツ撮りでは「晴天日陰撮影」の方が向いているといえます。

ただ、



青被りが発生するデメリットのために、正確な色の再現ができないので、


必ず「色温度調整」で、青みを引いて調整する必要 があると考えましょう。
※カメラの設定でWB調整をする。または撮影後、画像処理でWB調整。





というわけで、通常要求のブツ撮りは、
晴天日陰撮影 が良い!

この知識は、ライトの用意が全くなくて、急に「ブツ撮り」をしなきゃいけない時に役に立ちます。キリヌキ用写真なら白紙敷いて日陰で撮れば良いし、日陰に素材感の良い天板があれば、その上で置き撮りすれば良いのです。

例えば屋外のゴルフ場でのゴルフクラブ(ブツ)の撮影では、私はまず良さげな背景の「日陰」を探すことが多いです。

しっとり写真を目指すなら、基本、日向を選ぶな!ですが、
実際のお仕事では、その逆の要求もあります。太陽の直射光の下で、ギラっと光らせてドライバーヘッドを撮る(元気優先)ってこともあったりしますからね。

とはいえ、皆さんは、
結局、やっぱり屋外ブツ撮りでは安牌の「日陰撮影」を選ぶべき だとおもいます。


あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
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