定常光照明(039|45w高演色LED電球)の「照明の追い込み方」のお勉強(プロ技のオープンソースってやつね)








え~~~~、これはアンブレラホルダー「V-twin」を、繊細なライティングで撮った写真です。
でも、今日はこのホルダーの話題ではありません。

実は、この黒の素材感を豊かに表現した写真を、ど~やって撮ったのか!? を、なるべく詳しくご説明したいとおもいます。つまりつまり、プロのライティング技のオープンソースです!( 惜しげもなくwww )

※今回は、かなりディープな話になります。なので、ビギナーの方は字を読まず、
写真だけチラチラと比較する程度に、軽めにご覧ください。












結論から申し上げますと、この現場写真の通り、039ブランド|撮影用大光量45W高演色LED電球【Ra95/E26】を4灯使いました。

(A)(B)(C)(D)が、LED電球を照射した位置です。(E)は、レフ板(90cm×45cmのフォームコア)です。


天井 = ① イージー・ロールレフ 190 × 130cm(ルーセント布)
左サイド = ② イージー・ロールレフ 140 × 90cm(ルーセント布)
右サイド = ③ 紗幕200×130cm


左・右・天井は、上記機材でディフューズしています。
●天井詳細写真 ●左側詳細写真 ●右側詳細写真


いっぺんにいうと、かなり、ややこしいですよね!?

というわけで、(A)(B)(C)(D)(E)が、それぞれ、どのような効果があるのか?
ということを、、(A)から順に電球を点けてお見せしたいとおもいます。









(A)のみを点けました。最終露出の値で撮っているので暗いです。(A)はトップから全体に広く与えてるベースライトになります。今回は、ホルダーのアルミの素材感重視の撮り方をしているので、このベースライトは、ほんのり効く程度にとどめています。







(A)(B)を点けました。カメラよりの右サイド、高めから照射しています。これも(A)と合わせてベースライトになります。まだまだ、暗いですけどね。。(被写体が黒いからねぇ..)







(A)(B)(C)を点けました。左サイド後ろ側から、逆光気味に照射しています。被写体(ホルダ)の左側の梨地塗装の素材感を見せるための光です。(その他の左側面も光らせている)







(A)(B)(C)(D)を点けました。右サイドのやや逆光気味の位置から照射しています。ライトの高さは低め、、ホルダーの縦の面が、直角より被っているので、面をテカらせるためには、低くする必要がありました。







(A)(B)(C)(D)を点け、(E)のレフ板を置きました。これで完成です。 光を吸収する黒い被写体の場合、この「レフ板」があるかないかで、結果がかなり変わってきます。全ての面(天井・左・右・下)から、光源もしくは、白レフ板があった方がよいようです。









最後に、被写体と同じ高さから水平に撮った現場写真をお見せ致します。
ちなみに「赤線」が被写体とカメラの高さ。。それぞれのライトの高さが一目瞭然ではないかと..。







こうやって、文字で説明すると、非常に難しく思えます。

しかし、今回は「見えないストロボ光」ではなく、高演色LED電球という「見える光」を使っているため、撮影者が被写体を見ながら、ライトの適切な位置を決められるので、比較的簡単に、より繊細な光のコントロールを可能としました!

光の位置は「探って決めろ!」 「明るきゃ離せ!」 「暗きゃ寄せろ!」で、追い込んでいけば、いいんですから
(論理なんか分からなくても、時間さえかければ)貴方の理想を追求するのは可能なことではないかとおもいます。(論理じゃなく、感覚重視ね…)









↓ 「見える光」を使って自分で学べ!..ですわよ!
45wled-ra90_03_l 039
撮影用大光量45w 高演色LED電球【Ra95/E26】


※類似商品にご注意!外見は「同じ」で高演色(Ra95)ではない商品が他で売られているようですが、それは中身が高演色LED素子ではないので、ご注意ください。( 100V仕様で、高演色Ra95以上なのは「039(ブランド名)」と記されたものだけ!





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