Capture One Pro 8の謎のコマンド「クラリティー」を試す。


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Capture One Pro8を使っていると「クラリティー」というコマンドがあることにふと気づきまして、、そもそもクラリティーってどーゆー意味?で、調べてみると・・・。

クラリティー【clarity】
ダイヤモンドの鑑定指標の一つ。ダイヤモンドに含まれる不純物の度合い。透明度。11段階で評価し、最上級はFL(flawless)。→4C

Goo辞書(提供元:「デジタル大辞泉」)引用

ダイヤモンド???なんかピンとこないなぁ・・・。

ともあれ、キャプチャーワンのクラリティーを探ってみましょう。

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クラリティーには、「クラリティー」と「ストラクチャー」があり、それぞれ-100〜100までコントロールすることができます。

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さらに、モードというのが「ナチュラル」「パンチ」「ニュートラル」「クラシック」の4種類があるようでして・・・。

分からないながらも使ってみることにしました。SONY α7(+マクロ エルマリート-R60mm)で、かつてのGHQ司令部(現在の第一生命相互ビル)の建物を撮った写真にクラリティーをかけてみましょう。パラメータを変えたものを並べてみます。(クリックすると幅3000pxの絵が見られます)

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↑クラリティー無し   ナチュラルモードで「クラリティー25」と「ストラクチャー25」↓

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↑ナチュラルモードで「クラリティー25」と「ストラクチャー25」 「クラリティー50」と「ストラクチャー50」(適用量を変えてみた)↓

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ナチュラルモードで「クラリティー50」と「ストラクチャー50」  パンチモードで「クラリティー50」と「ストラクチャー50」(同じ適用量でモードだけ変えてみた)↓

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パンチモードで「クラリティー50」と「ストラクチャー50」 ニュートラルモードで「クラリティー50」と「ストラクチャー50」(同じ適用量でモードだけ変えてみた)↓

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ニュートラルモードで「クラリティー50」と「ストラクチャー50」 クラシックモードで「クラリティー50」と「ストラクチャー50」(同じ適用量でモードだけ変えてみた)↓

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うーん、、、簡単にいうと「クラリティー」の数値を上げると、コントラストが高まり、「ストラクチャー」でシャープネスが上がるって感じですかね。。モードを変えると多少なりとも雰囲気がかわりますが、微妙な変化です。

ここで全図を見せても比較しにくいので、α7の24MPの100%切り出し(部分アップ)を並べてみましょう。(全図の写真と同じ並び)

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どうやらCaptureOne Pro7から「クラリティー」と呼ばれているらしく、それ以前は「透明度」と呼ばれていたらしい。(全然気づかんかった・・)

適用量を強くし過ぎると、ノイズで荒れてしまうのでほどほどに使うのが良さそう・・・。コントラストとシャープネスとの違いがいまいち分からないけど、うまく使えば絵がしゃっきりするし、使えそうなコマンドであることはいえそう、、ただ、人物写真より遠景の風景写真などに良さそう・・・。(PHSAE ONEのことだから、ちゃんと考えてこのコマンドがあるんであろう。いずれにしても、CaptureOneは、RAW現像としては最高画質を生みだすソフトだとおもいますから・・。※Adobe様のRAW現像はキライ・・。PSのRAW現像は、これ使うと汚くみえてしまう。)

※スライダーをマイナスに動かすと、レトロな感じに光が滲んだ絵になるけど、私は使わんとおもう。。

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