1999年発売のNikon COOLPIX950で撮影した世田谷区砧の「円谷プロ」



実はこの写真、1999年(今から23年前)当時、世田谷区砧にあった「円谷プロダクション」の写真です。


で、問題は23年前にこれら写真を何で撮ったか?です。当時まだデジタルカメラは一般的ではありませんでした。一部のプロが本格的にデジタルカメラでの撮影を始めるきっかけとなったのが、Nikon D1(1999年9月発売)だと思います。

でも、この写真は1999年の5月に撮影。
ん?でも、フィルムの写真じゃないようだし…


実は同年春に発売されたニコンCOOLPIX950というカメラで撮ったデータだったのです。
記録画素数は200万画素足らず。だから、この貼り付けデータはオリジナルピクセルのまま。(クリックして拡大したヤツ)
1/2インチセンサーのいわばコンデジ。にも関わらず、重厚感あふれるボディ。(重厚感というか本当に重い。電池込みで450gもあった)贅沢にも実像式ズームファインダー、つまりレンジファインダー。

前年に発売されたCOOLPIX910のプリントをニコンサービスセンターで見たときは「まだまだフィルムには敵わんよなぁ」と思っていました。しかし、翌年に発売されたこの950のプリントを見て「おいおいおい、フィルムも近い将来やばくなるかもしれない」と、すぐに購入。このカメラが私中居の最初のデジカメということになります。(その後D1を購入)

このカメラは、レンズ部を倒して使用するのですが、ホールド感はすこぶる良く、使いよかったですよ。この時代のニコンは良かったなぁ。。
ただ、その後、後継機COOLPIX990や995は、変な方向に進化しちゃって、がっかりな感じでした。。


今から考えると画素数は、びっくりするほど少ないけど、しっかりとした絵作りは今のコンデジにはない魅力があるようにもおもいます。(全て無編集、JPG撮りっぱデータ)




砧に円谷プロさんがあった遠い昔の時代のデジカメのお話でした。(2005年に砧から移転)

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