ハレ切りは、ライト側でする方が良い理由



今回はこのようなセットで撮影してみました。真トップライトでレベルアングルに構えた感じです。


レンズの前玉を見ると、トップライトをまともに食らってるじゃないですかぁ。。これはフレアで画像低下が起こってしまう可能性のある状況なんですよぉ。


そこで、長めのがっつりしたフードを装着してみました。


しかし、全く変わらず。
これじゃぁ、フードのハレ切り効果が全くありません。

※被写体そのものに引っかかる点があろうかとおもいますが、それは内容に関係ないのでスルーしてください

こーゆー写真(ノートリミング)を撮ろうと思ってるのですが、


ライトが構図ギリの状態。これじゃぁ、がっつりフードも役に立たんわなぁ..


レンズに黒テープを貼り付けて、ハレ切りするって手もありますが、如何せん構図ギリなので、ちゃんとハレを切るには黒テをフレームインさせなきゃいけません。。

さて、こんな時は、どーすればいいんじゃろ….。



正解は、
ライト側の「ハレ切り」を作る。 でした。

ライト側のハレ切りの方が、効果的にハレーションをきることができるのです。ライトに直接、黒帯を貼り付けて垂らしても良いですが、スタンドで別切りする方が高さの調整ができ、ギリのギリまでハレ切りすることができます。
 デメリットとしては、カメラ側で切るより、はるかに大きな黒が必要ってことでしょうか。ちょっと面倒ですが、確実にハレ切りでき画質の劣化が防げるので、ここは頑張りどころと考えてよいでしょう。


ちなみに今回使用した黒は、黒ケント紙を短冊状に切ってつなぎ、


φ8mmのアルミパイプに通して垂らしました。
なお、先端ねじがあるスタンドに、アンブレラキューブnano を取り付けて、水平に突き出しています。(傘芯と同じ8mmのパイプは何かと役にたちます)

この話でわかるのは、レンズフードだでは役に立たないことも多いということでしょうか?まぁ、レンズ側で切るのも限界がありますしね。

 例えば、直射の西日側に向けて撮る時、レンズフードだけじゃダイレクト逆光が切れないことも良くありますよね?そんな時、私は左手を伸ばして、レンズから離れたところで手のひらで太陽を切ります。ファインダー覗きながらやると、ちゃんと切れてるかどうかわかりますから。(アシスタント君がいれば、そのハレ切りやってくれるんだろうけど..)

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