商品を水に落とす動画撮影



昨日の事務所での撮影 の話の続きです。(今日は終日動画編集でした)

昨日の撮影の最後は、水を張った水槽の中に商品を落とす動画撮影でした。「スプラッシュ感」、いや、この場合「ぽちゃん感」というべきでしょうか、、とにかく、みずみずしさイメージが訴求ポイントです。

カメラは、ソニーα7RIVFHDの120fps で挑みます。


水槽の裏側に 乳白アクリル板 を立てての、透過光 をメインの光とします。
この場合、トレペやユポでは、きれいにできません。3mm厚以上の乳白アクリル板が必須となります。(フィルム時代に使っていた HCL のライトボックスのパーツを使いました)

バックライトだけじゃ、ほぼシルエットにしかならないので、トップライトも設置します。


この被写体を水に落としたら、どういう動きをするのか? それがわからないまま撮影をスタートします。最初の投入。

ドボン。

瓶に入っているものなので重いのか、思ってたより落ちるのが遥かに速い、速すぎます。
薄々、どうかなと思っていた120fps。やっぱり足りません。もっとハイスピードが必要です。とはいえ、このα7R4ではこれが限界。さて、どーするか?


撮影機を、FHD240fpsで撮れるiPhoneX に変更します。


撮影機を、FHD240fpsで撮れるiPhoneX に変更します。いちお、最初から考えてはおりました。映像品質的な問題はあるでしょうけど、240fpsが撮れるということが重要なこと。ちゃんとしたカメラがiPhoneに負けちゃうのはなんだかなぁ、ですが、背に腹は変えられません。


お!、なかなか良い感じ。240fpsは頼りになります。

しかーし、ここでさらなる問題が。瓶が着底する振動で水槽が震えてしまい、画面が揺れてしまうという、かっこ悪いことが起こります。


不安定な丸椅子を土台にしてたせいかもしれない、と土台をちゃんとしたテーブルに変更!そして、再チャレンジ。

しかーし! 着底の振動が収まりません。むむむむむ。

ここでやっと、底にクッションが必要なことに気づきます。緩衝材の発布系板を底の大きさに切って試みてみましたが、浮力が強すぎて少しくらいの重りではおさえることはできません。


さてどーするか、浮かないクッション材とはなんぞや。。
ダメ元で、新しい雑巾を2枚重ねて水底に沈めてみました。その上から、浮き防止の文鎮を2本。。。
なんとか水底に設置ができました。


はたして、雑巾は効果があるのか!?



雑巾でもちゃんとクッションになり、見事、水槽の振動はおさえられました!(これは縮小版。本番の映像はFHD)

まぁ、こじんまりとしたセットで、このレベルのぽちゃんカットが撮れたのも、まぁまぁの成果かな。しかも、結局iPhoneだし。。

まだまだ、やってみないとわからないことが沢山あるんだなぁ、、と自分を律する経験となりました。。

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