近接撮影で「ピントが浅すぎる問題」を手っ取り早く解決する方法



一般的に商品撮影などのブツ撮りでは、深い被写界深度(ピントが合う範囲)が求められます。そのため、レンズの絞りを絞りめの値に設定(ex. F11とか)したり、ピントを合わせたい範囲の前から1/3のポイントにピントを合わせたり、と「深い被写界深度」対策をおこない、被写体の大部分にピントがくるようにします。※近接撮影の場合では、ピントを得られる範囲が、前から1/3ポイントよりも1/2近くになることはあまり知られていない

ところが、「近接撮影(マクロ撮影を含む)」では、いくら対策をしても簡単には、深い深度が得ることができません。商品のピントが浅すぎて困ったことがある方も多いのではないでしょうか?

そこで今日は、近接撮影での「浅いピント問題」を手っ取り早く解決する方法 を伝授します。

TOPの写真は、フルサイズカメラ60mmレンズをつけて、絞りF11で撮影したものです。写真をクリックして拡大表示してみていただくと良くわかるのですが、手前に2匹の猫様のお顔にはピントが合っています。しかし、奥の猫様にはピントが合っていません。この時の撮影距離(センサー面からピントを合わせたポイントの距離)40cmでした。

さてさて今から、
この撮影のピントを深くしてみせましょう。
しかも、超手っ取り早い意外な方法 で、です。


その意外な方法とは、どんな凄い技なんでしょうか!?早速やってもらいましょう。


カメラを少し引きます。以上、


少し引いたので、このような写真となります。ね? 奥猫の顔にもピンがきたでしょ?


同じフレームにトリミング すると、こぉ。


分かりやすいように、中心部を並べてみました。
「卑怯な手」におもえますが、冗談抜きで、これが正解なのです。(特殊なアオれるレンズを使った場合は別です..)
とにかく、ピントが深く合わない場合は、悩まず、すぐに諦めて引いて撮ることをオススメします。(本当にこのやり方が正解なのね..)


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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