HOW to ネックストラップの速写巻き



もう随分古い話になりますが、当時写真学校の学生だった私は、街のルポルタージュ写真をとるために、毎日のようにカメラを持って大阪の阿倍野・西成界隈を練り歩いていました。(本当に毎日のように「御堂筋線 動物園前」で降りていました)

街の「キャンディット・ショット」をおこなうには、その瞬間がいつ何時訪れるかわからないので、いつでもシャッターが押せるようにせねばなりません。ストラップでカメラを首から下げているスタイルではダメです(海外の人からみた古くからの日本人観光客イメージ。すぐに稼働する気がない緩いカメラの持ち方)。ですので、「ストラップを右手にしっかり巻きつけて、いつもシャッターに人差し指に置く」というスタイルでカメラを持ち歩いていました。(確か当時の写真学校の先生に教わった持ち方)

あっ、と思ったら2秒以内にシャッターが切ることができます。これは「速写」に有効なスタイルですが、実は「カメラを確実に保持できて落とす心配がない」というメリットもあります。(かなり治安よろしくない街だったので、いろいろ油断できなかった..)




あらゆる角度でお見せすると、こぉ。

今回の写真ではSONYα9にライカのストラップを装着しています。
SONY α9やα7に最適なストラップは、意外にもアレだった!!(デザイン的にも機能的にも..)

当時はOLMPUS OM4を使っていましたが、(このα9のようなグリップ部のでっぱりがなくても)この巻き方で確実にホールドできました。

この巻き方は、望遠レンズ装着用の太っといストラップでもできなきゃありませんが、やっぱ細くてシンプルなストラップの方がやりやすいです。(この理由で昔から太いストラップはキライ。ダサい感じもするし…)


それでは、この「速写巻き*」のやり方をお教えしましょう。
*勝手に速写巻きと言っているが、一般的にどう呼ばれているかは知らない

まずは、ストラップの長さはこれくらい。少し短めですかね。首から下げると胃の上あたりにカメラがある感じです。ナナメがけには適していません。


1カメラの左側につけられているストラップをレンズの腹側にまわして、右手で引っ張る。
2写真のように右手首にストラップをまわす。
3「人差し指」と「親指」の間に、ストラップ(2本)を通し、手首を返して巻きつける。このとき、レンズの腹側のストラップに緩みがないことが好ましい。


45そのまま手に巻きつけて、
6しっかり手に締め付け、グリップを握る。
6で、カメラが堅くホールドされていればOK。ユルい場合は、ストラップを短く調整し直す。

昔と違い今では、街のキャンディット・ショット(人物込みのスナップショット)を撮りにくい世の中になっていますが、その他速写が必要な撮影の戦闘体勢に入っているときには、絶対有効な巻き方だとおもいますので覚えておいて損はないともおもいます。
それに超実用的な「カメラの硬派な持ち方」なので、やっているだけで玄人感を醸し出せる技かもしれません。(お主、只者ではないな!と勘違いされるかも..)


最後に、自社の宣伝をさせてください。
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