今日の話は、みなさん自身が写真をみて心静かに感じていただかないと分からないような微妙なニュアンスな話です。
ます前提として、今回、道路に置かれた「赤い三角コーン(パイロン)」を主役 としての写真を撮っております。
予備知識なしに、ご案内する写真を順番にご覧いただき、その印象を覚えておいてください。表示写真をクリックして拡大表示させ、一枚一枚じっくり鑑賞していただくのがポイントです。
いえ、その答えは今は答えなくて良いです。続けて、次の写真をみていただきましょう。(同じく、拡大してみてね)
そのあと(C)を見ると、やっと落ち着いた、、って感じですかねぇ。
すでにお気づきのことでしょうけど、(C)だけがコーンにピントが合っている写真です。(A)(B)は、少しだけ「out of focus」ってことだったんです..。ピントが合ってないので「落ち着かない」ってのは、合点がいきますよね。
さて、それを踏まえて、次の写真を先ほどの要領で心静かにじっくりご覧ください・・。
それでは、最後の一枚をご覧いただきましょう。
ちなみに、(D)(E)は、(A)(B)と同じくらいピントをずらしています。
では、絞り設定が違うのか!? いえいえ、全て「F4.0」です。
では、何が違うのか!?
(A)(B)(C)が「ニコンのAI AF Nikkor50mm f/1.4D」で、
(D)(E)(F)が「ライカ ズミクロンR-50mmF2.0」 で撮った写真ってことでした。
ポイントは(A)(B)では「落ち着かなくイヤな感じがした」でしたが、
同じくらいピンを外しているにもかかわらず(D)(E)は「それほど気にならない」ということです。
これは「ピン外しは失敗」と一概に言い切れないことを意味していると考えます。
私はフィルム時代の頃から、Nikkorで撮った写真はピントを外すと写真が成り立たなくなり、LEICAで撮った写真は、ピントを外しても成り立つと、強く感じておりました。(特にモノクロ写真では顕著に表れる)
個人的には「ボケてもライカ。ぶれてもライカ」と思ってましたし、
近年ではAF性能が格段によくなっており、「ピントを外したら死ぬ」みたいなことなっていますが、フィルム時代はもっとピントにおおらかなムードがあったような覚えがあります。当時ライカ-R6を使っていた私も「ジャスピン」だったことが滅多になかったですもん。(← 全然気にしてなかった)
重要なことは、「ピントがきっちり合ってる」という事実よりも、「落ち着かなくイヤな感じ」にならないということではないでしょうか!? (ピンボケだからこそ、その場の感情や勢いが伝わることもあるともおもいます)
このことを言いかえてみると、
「ライカレンズはピンボケ性能が極めて高い」ということになるかもしれません。
※「ピンボケ性能」と「ボケ性能」は似て非なるものです。
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