オート露出撮影の補正値は「-0.7EV」で良いと思ふ..(プロ的な考え)



近頃、動画の撮影もちょくちょくあり、「アクションカム」や「全天球カメラ」を使うことが増えてきました。
この手のカメラは「オート露出」で使うことが一般的です。マニュアル露出が選べないものがほとんどですもんね。といっても、使用用途を考えると「オート露出」が正解なんですけどね。
「オート露出撮影」で作者の露出意図を反映できる唯一の方法が、
露出補正値の設定」です。

これは、アクションカム系だけに関わる話ではなく、一眼などで「Pモード」を普段使われている方にも関係する話ですからね。

それでは、
「露出補正値」は、いくつに設定すると良いのでしょうか!? それが今日のテーマです。(露出補正値は、動画でも写真でも同じです)


アクションカムではありませんが「オート露出」で使う小さなカメラ「SONY RX0」を使って、今回の検証してみたいとおもいます。


Wi-Fiリモートを使い「iPad」でカメラ操作をします。(小さなカメラは本体での設定が大変だから..)


こんな古い「iPad mini」じゃなく、本来iPhoneを使うべきなんですが、現在私のiPhoneXは、事情によりほぼ使えない状態になっておりまして、使っていなかったiPadを引っ張りだしてきて使っている次第です。

そんな余計な話はともかく、検証結果を並べてみましょう。


このカメラに限らず「オート露出」の「±0.0」って、
かなり明るいと思うんですよぉ..。

プロ的には、お仕事では「撮って出しのまま」ではなく、画像編集ソフトで「階調・調整」という後処理をおこないます。このとき、明るすぎてデータがない状態が一番困ります。なので、デジタルの場合、必ず「暗めに撮る」というのが常識になっています。あとから、「明るく」するってわけですね。みなさんが思っているより暗い部分(シャドー)には豊富なデータがありますからね。(逆に明るいのを暗く、にすると不具合が発生し画質が落ちる)
とはいえ、暗すぎるのもよくありません。明るくするときに「ノイズ」が浮いてきちゃいますから。。(上記比較の写真は撮って出し未調整)


そんなこんなを総合すると、
普段使いにゃ「-0.7EV」が正解だとおもいます!
これは20年デジタルやって、経験則で導き出された値なんです。
ただ状況によっては「-1.0EV」にしたり、「-0.3EV」にしたり微調整もおこないます。例えば、夏のピーカンの激しい太陽下では、さらに暗く「-1.0EV」にしたり..とね。

先日の全天球カメラQoocam8Kでも「-0.7EV」設定でしたし、他のプロカメラマンの意見も、だいたい同じなんじゃないですかねぇ….たぶん..。

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