【スタジオワークのお作法①】テープの正しい剥がし方



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撮影スタジオワークのお話をします。スタジオマンやカメラアシスタントを経験されている人には、ごく当たり前の話です。
ですが、一般の方々は意外と知らないことも多いようなので、【スタジオワークのお作法】をシリーズ化しようとおもいます。

「ケント紙」や「背景紙」を、テープで仮固定することは、スタジオ撮影では基本中の基本の行為。
今日は「テープの正しい剥がし方」をお伝えします。



【テープの剥がすときのお作法】紙端の内側から剥がすべし。



【テープ剥がしの作法】紙端の内側から剥がすべし。
以上です。な〜〜んだって思ったあなた! この掟を守らないと….


悲劇を招くことを覚悟してください。
スタジオ撮影では「セット替え」は当たり前におこないます。次のセットにスムーズに行うため、そして、紙製の消耗品を大事に使うため、紙端の内側から剥がすべし。 という「お作法」を守りましょう。


「背景紙」の巻ドメテープの剥がし方も同様の作法です。(逆をやると、大切な背景紙を無駄にすることにもなりかねません)


上級者になると、テープを貼るときに、剥がす方向にテープ折り込みを「剥がしシロ」を作ります。このシロを作ることにより剥がしやすくなり、セット替えのスピードも上がります。


しつこく、繰り返します。
紙端の内側から剥がすべし。 です。


このお作法だと、紙へのダメージを最小限にすることができるのです。

↓ 今回使用した「撮影現場 御用達 仮止め紙テープ」


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