「巨大グラデ面光源」は贅沢でラグジュアリーな光なのであります

ここのところの簡単ライティングの話の流れから、今日は一転、かなり高度なライティングです。デルモちゃんの撮影ですが、この写真の主人公は「腕時計」。
お顔も写っているにも関わらず、自然と腕時計に目が止まっちゃうでしょ！？つまり、商品広告寄りのファッション撮影ということ..。

さて、それはそうと、かなり「 ラグジュアリーな光 」だとおもいませんか！？

で、その撮影の様子はこぉ。

「 美しい光の撮影照明キット ×2 」を「 T字棒58 」を使って、縦に配置しています。そして「でっかい紗幕※（3.6 × 2.7m）」越しに照射しているという贅沢の極みな豪華な光なんです。※弊社の取り扱い商品ではありません。随分昔に、他業者に特注で作ってもらいました
さらに、右側には「 でっかいレフ板 」を配置し、影側の光をサポートしています。

光のロスを抑えるために「美しキット（50cmソフトボックス）」付属のディフューザーを外して、高演色LED電球 Sh50Pro-S を直光で使っています。紗幕までの距離をある程度離しているので、巨大な面光源にすることができました。

もう一枚、作例をお見せしましょう。巨大な面光源だからこそ、しなやかな肌の質感や、柔らかい髪の毛の質感が、豊かに表現できたと思います。

デルモちゃんからみた光源部には、光源を中心にした「光のグラデーション」が確認できます。私は昔から「均一な面光源」より「光のグラデーションがある面光源」の方が好きです。前者はざっくりライトをしても美しく写ります。だけど、後者の方が「豊かな味わい」を出すには向いているかなぁ..と、考えているからです。

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