【初心者用記事】晴天桜撮影では「光」も見ろ!







私はかねがねから「桜の写真」を撮るのは「曇りの日に限る」と申し上げてきました。心の底から、そう思っています。

とはいえ、「晴れた休日に桜を見に行きたくなる」気持ちも分かります。暖かくなると外に出たくなりますもんねぇ..。



晴れた本日、「お花見ランキング都内28位」を通る機会がありまして、やはり、みなさん桜を撮っておられる。(28位って、カナリ微妙..)

今年はスマホだけではなく、近年になくちゃんとした「一眼カメラ」を構えて撮られてる方も大勢いらっしゃいまして…



そんな、アマチュアカメラマン様(とおぼわしき..)の撮り方を何気にみていて、
「桜を撮る時の重要な欠点」に、気が付いてしまいました!











「欠点の話」は一旦置いときます。



TOPから2枚の写真(ランキング28位の場所近くの道路脇)に写っている、歩道橋の向こうの「桜」に歩いて近づいていった様子です。

どうして、私はこれに近づいていったのか!? ロケーションが決していいわけではありませんよね? でも、「魅力的な要素」があったから近づいていったことに間違いありません。

①「半逆光の光」に桜が照らされて、輝いて見えた!(良い写真が撮れる確信に近い予感…)

②手前に「歩道橋」があり「高い位置」からのアングルが狙える。(もしかしたら、的な予感..)














で、こんな写真が撮れました! 「ブログ説明用」なので、決して「良い写真」というわけではありませんが、半逆光のおかげで「桜部」が光り輝いて見えることは確かでしょう。

ま、次の写真と比較してみてくださいな。











同じ歩道橋の上から逆側、「順光(ややサイド)」に照らされた桜は、こう写りました。

これはこれでキレイはキレイですけど、なんだか「平坦」に見えませんか? 比較すると「キラキラ感」や「立体感」が、「半逆光桜」には、遠く及ばないことがお分かりになるかとおもいます…。













本日気が付いた、「桜を撮る時の重要な欠点」の話に戻します。

今日桜を撮っていた多くの人は、
桜は見ているが、
桜を照らす光を全く見ていない!
」ということです。

もっと突っ込んでいうと、
①このサクラがキレイ!」と思って撮っていないかも…。
つまり、「②サクラはキレイなものであると子供の頃から聞かされているもので、という固定観念」だけで撮っているかも、、、ともいえます。

②の場合、心を動かす「感動」がないものだから、当然、撮れた写真に感動が入るはずもありません。したがって写真もつまらないものになります。








「このサクラがキレイだぁ..(我が心が動く)
→ 「パシャ!(撮影)


サクラに限った話ではなく、全ての写真撮影はこの原理でおこなうべきだとおもいます。

この原理を理解している人は、おのずとキレイに見える「光」の方向を探るはずです..。

だから、「サクラだけじゃなく、せめて光もみましょうよ..(いろんな方向から探ろ..)

「背景」にこだわりすぎると、「光」を見なくなっちゃう人が多いと思います。(← すごくありがち) 写真にとって「光」のほうが「背景」より「優先順位」が高いと私は考えます。(ま、場合にもよるし、両方兼ね備えてたほうがベストだけどね…)














ちなみにこれは、「都内ランキング28位」付近の「しだれ桜」です。これも「半逆光」ですよね..。

花全体にいえますが、「半逆光」は「花びら透過」があるので「輝いて見える」ことがよくあります。ので、「半逆光技」を知っておくと良いでしょう。ただ、その「半逆光」という方程式ではなく、ご自分の目で見て「心動かされる光」というものを探ること、が一番大切なことをお忘れなく!(半逆光が必ず正解というわけではないし..)









今日の話をちゃんと読んで頭に叩き込んでおくと、うっかり「写真が上手」になってしまうかも…!!!







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