AFレンズとMFレンズの「フォーカスリングの回転角度」の違いの理由は?



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ここに、同等クラスのNikonの85mmレンズが2本あります。(いずれも旧製品)
右は、現在の主流オートフォーカスレンズ(AF)、左はマニュアルフォーカスレンズ(MF)です。いずれも「最短撮影距離=0.85m」です。ちなみにAFレンズの方が、後発レンズです。

今日の修行は、この85mmのAFレンズとMFレンズの「フォーカスリング(ヘリコイド)」の「回転角度」を比較 してみることにしました。


まずは「85mmAFレンズ」。


フォーカスリングを「無限大∞(インフィニティ)」に合わせて、そこに「人差し指」を置きます。その180°逆側に「親指」を置きます。ここを「起点」とし、「0.85m(最短撮影距離)」までの回転角度をみていきましょう。


AFレンズでは、「∞〜0.85m」まで、おおよそ「90°」でした。「1/4回転」ということですね。


次に「MFレンズ」。


条件は先ほどと同じ。


MFレンズでは、「∞〜0.85m」まで、おおよそ「180°」でした。「1/2回転」ということです。



別角度の比較です。右手に変えましたが、「人差し指」が「∞」という条件は同じです。

まとめると、
この同メーカーレンズ2本の比較では、AFレンズは90°(1/4回転)。MFレンズは180°(1/2回転)
回転角度 ほど 違う結果 となりました。


で、「回転角度が倍違う」という結果は何を意味しているのか!?
私は、AFレンズは「フォーカスのグラデーションが粗い」のではないか!? と考えています。つまり、AFレンズは、良くいえば「よりピントの合うレンズ」ですが、悪く言えば「立体感が薄いレンズ」、てな感じではないでしょうか!?

では、どうしてそんなことをする必要があったのでしょうか!?
AF速度が速くするためにリングの回転角度を狭くするレンズの設計 」にしたと推測できます(私的見解)。

「写真画質」を犠牲にして「便利道具」を進化させている。というのが、現在のカメラの進化の常識になっているのではないでしょうかね!?(これも私的見解、ビジネスとしては当然なんだろうけどね..)

ま、そんなわけで、私中居はMFレンズしか使わないようになったのかもしれません….。※全てのレンズがこうではないかもですが、おおよそ、このように考えております。

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