動画撮影では「シャッタースピード(SS)を速く」すると、動きが「カタカタ」してしまうので、写真撮影のように自由に速いSSが使えません。その結果、晴天などの明るい現場では必然的に「絞り」を絞る必要があります。せっかくの「フルサイズ一眼動画」なのに、開放絞りが使えないなんて、勿体無いですよね..。そこで「減光」するために「可変NDフィルター」が必須となります。
ただ、この「可変NDフィルター」は2枚の偏光ガラスが装着されている仕組みのため、逆光(ハレーション)にめっぽう弱い!なので、是が非でもレンズフードをつけたいのですよ。(特に私が使っているようなコーティングが弱い昔のレンズでは、なおさら..)
で、今回の動画撮影の準備中に「Canon ゼラチンフィルターホルダー(旧製品)」に「GREEN.L Variable NDX Filter 67mm(可変NDフィルタ)」装着可能ってのを発見! 急いで新宿の量販店に駆けつけ、必要な径からの「→67mm」のステップアップリングをゲットしてきたしだいです。(弊社ではない径のステップアップリングでしたもので…)
次にカメラに装着したのは「ライカ ズミクロン-R35mm(E55)」=55mm径。
50mmの話はこの後も続きます。テキストの解説なしに、写真だけで理解を深めてください。
レンズのフィルター径を「67mmに変換」し、GREEN.L Variable NDX Filter 67mm(可変NDフィルタ)をつけると、Canon ゼラチンフィルターホルダー(旧製品)が装着できます!ってこと。
ただしこの方法では、通常の半分くらいの厚み(2mm足らず)にしか挟めないため、完全に固定されておらず振動でも外れる危険性あり!
この注意点があるにしても、この方法は複数の画角のレンズで可変NDフィルターにフードが、容易につけられることは、実現場では役に立つであろうと考えます。
※Canon フィルタホルダーは、旧製品のためオークションなどで中古品を入手する必要があります。(GREEN.L NDX67mmも..かも..)
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