美しい光の撮影照明キット:大きな被写体をムラなく照らすライティング




えーーーー、今やってる1分尺ほどの動画編集ですが、
マスクで切った素材が28階建になってしまい、
数秒のレンダリングが、
M1マシーンをもってしても、
全然進まない事態に陥っております。。。

1080p編集の動画ですが、
マスク切り4K画像を6枚並べて動かしておるので、
そりゃそうか…な話なんですけど、、、、
(6枚並べが2弾重なる部分があるんです)

まぁ、そんなレンタリング待ち時間に、別マシンでブログを書きます。

レンダリングが終わったら動画編集に戻る → プレビュー → 修正点を編集 → 再びレンダリング → ブログ執筆…. の繰り返し




といわけで、本日の本題。

美しい光の撮影照明キット、つまり、50cmソフトボックス で作る
トップライトでカバーできる被写体の大きさは幅30cm以下 としています。幅50cmの面光源ですから、美しい光を発揮するには幅30cmがホントギリだとおもいます。

そうはいっても、時にはそれより大きなものを撮らなきゃいけない!
そうでしょうそうしょう。ということで、美しキット「大きな被写体でのライティング」を御指南いたします。

そもそも、このライトでカバーしきれない大きな被写体を、いつもお教えしている「真トップライト」で撮るとどうなるか?(上写真のセット)


お教えするのにちょうどいい大きさのものがなかったので、アマゾンダンボールを被写体とします。(ごめんね..)

撮った写真をみると、右側がカバーしきれず、暗くなっていることがわかります。まぁ、この光のムラをドラマチックな光と考えるのであれば、これでもいいんでしょうけど、通常の商品写真じゃ、ちょっとね。です。

で、こんな時の対策。
あ、でもこの方法「どーしても面光源の大きさが足りない」って時であって、仕上がりレベルは落ちちゃうことは覚悟してください。


ライトを被写体からある程度離して「フロントトップ・ライティング」にしましょう! です。

いつも言ってることとは逆でしょ? これはキレイにライティングしてるというより、なるべくムラがないような光で明るくしてる ということなんです。

そりゃぁ、仕方がございません。だって、限界の大きさを超えてるんですもん。


ポイントとしては、カメラレンズ上、つまりど真ん中からまっすぐ被写体に向かって照射する、です。これは被写体の影がなるべく少なくする工夫です。


こんな感じに写りました。まぁ、ベタ光ですね。でも、商品はちゃんと見えてはおります。とにかく、仕方がありません。これしかできないわけですから。

でも、撮影後にちょっと頑張れば、次のような仕上がりにすることができます。(頑張りかたは、以下リンク記事参照)
【Photoshop技!】無背景写真の「背景のばし」


ちょっと頑張れば、少しは見られる感じにはなったでしょ?商品の情報だけ伝えるという目的だけなら十分かもしれません。

【ワンポイント!】頑張ると商品影の継ぎが変になっちゃうこともありますが、変になったところを「消しゴム(ぼかし)」でうまく消せば馴染みます。

このフラットに明るくしているだけのベタ光でよければ、背景紙の幅をもっと広くすれば、さらに大きい被写体でもこのレベルの写真になるはずです。


えーーー、繰り返します。
ただこの方法は、あくまで大きい被写体を「なんとかする技」です。商品を魅力的に見せる技ではありません。商品がどんなものなのかを伝えるだけのライティングです。室内灯だけで撮るより、多少ましくらいですかね。

とはいえ、ちょっとは役に立つ知識であるとおもいます。(プロとしてはしたくない技だったりします..)
※実は、先日のニコパチ顔写真ライティング と基本同じだったりします。


 美しい光の撮影照明キット

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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長らく在庫切れの「強力フレキシ棒20(小さい方)」が再入荷しましたぞ!



ひさーーーしぶりの、再入荷情報!
長らく在庫切れしていた便利な棒の 強力フレキシ棒20(小さい方) が再入荷しましたぁーー!

【2021年5月-10月に「フレキシ棒20」をお買い上げのお客様は必ずお読みください】

2021年(去年)の5月〜10月に販売していたこの商品(20のみ)は「すぐ裂けちゃう問題」がございました。これがわかったのが同年10月。このトラブルは使ってみないとわかりにくく、お客様のご指摘により発覚しました(大変遅れました)。もちろん、この時点で販売を停止し、すぐ次の入荷の予定がありましたので、それを待ちました。ところがそのロットも不具合品が多く、この問題をメーカーに直訴しました。(メーカーは把握していなかった模様)メーカーに新しい良品製品の製造をしてもらいます。

ご購入済みのお客様対応対応として良品が来てから、ご送付とお詫びするつもりでございました。今年の初め頃にその良品が届くはずだったのですが、今年の始め頃から製造国中国がコロナで混乱。まずは製造地域である深センがロックダウン。さらにその後、上海の物流が全く滞ってしまい、全てがストップ。という紆余曲折がありつつ、ようやくこの度入荷したという次第なのであります。

このロットの商品をお買い上げとおぼしきお客様には、昨日、新製造のフレキシ棒20(良品)を発送しメールにてお詫びを差し上げました。ご迷惑をおかけしたお客様、誠に申し訳ございませんでした。お詫びの機を逃してしまって今になってしまったことも深くお詫び申し上げます。

また、もしかしたら、まだこの時期販売の不良ロット(すぐ避けちゃう)をご購入の心当たりがあり、弊社からの連絡がなかったお客様もいらっしゃるかもしれません。該当されるお客様はお手数ですがご連絡ください。(良品の商品をお送りさせていただきます)
※フレキシ棒28(大きい方)では、この問題はありません


えーーー、とにかく今回のロットは問題なく製造されていますので安心してください。(チェック済み、問題の商品は前製造ロットのみです)

で、今回の20は劇的な進化を遂げております。
これまでのフレキシ棒は、先端ねじの突き出し量がやや短いという、使えないことはないがやや不安な点がございました。しかーし、ようやく悔い改めたのでしょうか、先端突き出しが4.8mmにバージョンアップ!長すぎず、短すぎずの適切な突き出し量だとおもいます。

なお、現在販売中の大きい方のフレキシ棒28は、4mmとやや短いまま のなのでご注意を!(28は新しいロットではありません)


★フレキシ棒20はスマホで商品撮影をするときの便利グッズ!
iHolder plus などのスマホホルダーをつけて、先端ねじがあるスタンド や 三脚の雲台ネジに取り付けると、少しだけ向こうに突き出し固定ができて、とっても便利!


まどろっこしい雲台操作をしなくても、手でグニュっと曲げるだけで角度調整OK!ゆるゆるの棒じゃなく芯はしっかりアルデンテ。固定にちょうど良い硬さなんですぅー。


★直感的な操作だけなので、動画カメラの仮設置にも役立つ!
動画撮影では、やること多くて慌ただしい現場になることが多いです。そんな現場では複雑なアームでごちゃごちゃ考えてられません。「棒を曲げる」という人類が太古の昔からやっていたプリミティブな動作で固定位置を調整できるってものが重宝するはず! GoProなどのアクションカムはもちろん500gくらいのカメラだったらこれでオケ!

ただ、乗り物など振動するものへの固定はNG!だって棒だから振動でぶらんぶらんしちゃうからね。。

 強力フレキシ棒

 iHolder plus (スマホにねじ穴をつける道具)

 しっかりはさめる、16mmダボ付き 強力クリップ

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社外MF非連動レンズの正しいピン合わせ手順



今ではフルサイズのSONY機をメイン機として使っている私中居ですが、SONYのフルサイズレンズは一本も持っていません。マウントアダプターを介して、ライカのレンズやツァイスのレンズを使っておるわけで、カメラと全く連動していない社外レンズを使っている ということでになります。

だから社外非連動レンズの「正しいピン合わせ手順」は染み付いています。(深く考えなくてもやってる)
しかし、普段は純正連動レンズを使っている人が、何かの理由で非連動MFレンズを使う場合、正しい「ピント合わせの手順」ができていないのではないか?と考えました。
※連動レンズは「自動絞り」。
自動絞りとは、シャッターの瞬間だけ絞り羽根が動き、設定したのF値になる仕組み。

わかってない人も、わかっている人も、非連動MFレンズを使うとき、次の手順が守られているかを確かめてください。


撮影モードは「Aモード(絞り優先オート)」が使い良いとおもいます。


まずは、使用レンズの開放値にする。(このエルマーの開放値はF3.5)


モニター or EVFの拡大表示にして「ピントの芯」にしたいところにピントを合わせる。


一番明るい開放でピントの芯を合わせたのち、設定したい絞り値に合わせる。
※絞ったままピントを合わせると、ピントの芯がどこかわからない。また、一眼レフの光学ファインダーの場合では、絞ったままだと暗くてピントが合わせづらい。


そして、レリーズ。以上。

ミラーレス一眼ではレンズを絞って暗くしても、モニタやEVF上では、明るくみせることもできます。だから、もしかして、絞ったままピント合わせてる人がいるんじゃないかなぁ..と思ったので、こんな当たり前とおもえる記事を書きました。


絞ったまま、ピン合わせをしてもそれなりにピントが合っている写真になるとはおもいます。

しかし、今日の手順を踏まえると、さらに精密なピントを合わせることができるようになるので、面倒でも、「一度開放にしてからピントを合わせて絞る」をクセづけるようにして欲しいです。

特に今回のような「寄り写真(近接撮影)」では、ピントの芯をどこにもってくるかで、全然ちがった印象の写真になります。わかってくれるかな?

※なお、純正の連動レンズでMFで撮るときは、こんな面倒なことをする必要はありません。普段は自動で開いてますから..

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