テープのこと:プロなら知ってる、パーマセル(シュアーテープ)



$有限会社パンプロダクト|デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

照明をセットするときに、無くてはならないのはテープ類。その中でも、パーマセルテープ(今ではシュアーテープと言うらしい・・)という紙テープは必須です。知らないうちにシュアーテープと書かれているのですが、慣例的には未だにパーマセルとよんでいます。(以降あえて、パーマセルといいます)※(1)がParmcel。(2)(3)がShurtapeと書かれている。

このテープは何が優れているかというと、貼って引っ付けて、剥がしても、後が残らないのです。
つまり、トレペなどをディフーズ(光を拡散させること)などの仮留めには重宝します。

1.パーマセル(ベージュ):昔は白テープと呼ばれていた(3.が無かったため)。粘着力は強く、仮留めに適している。黒テープ(2)より、素材感は固め(厚い)。そして熱に強い。繰り返し使えたりする。

2.パーマセル(黒):元々、遮光用のテープ。4×5などのフィルムを箱、戻す時は必須。白テープ(1)より薄くしなやか。精細な部分の固定に適してる。粘着力はやや弱い。

3.パーマセル(白):後から売り出された本当に白いテープ。写り込んでいる、白い部分を繋げるときに、目立ちにくい。例えば白ケント紙を合わせる時など。表面はつるつるしたややグロス気味。(1)よりやや薄い。

で、何より仮留めは(1)のパーマセルを、私はよく使います。ただ、最近では(3)の白テープを(1)の替わりに、代用する人も多いようです。理由は(1)と(3)は兼ねるらしいのですが、私はできるだけ(3)は使いません。微妙に扱いにくいです。何か表面がつるつるしていて、ケミカルムードがあるので、あまり好きではありません。(個人の感想)

で、パーマセルではつかないもの、例えば布を壁に貼ったりする時など、さらに粘着力が必要なときには、(4)のSOLONITECの粘着テープ(国産)が、私のお気に入りです。ちゃっとしっかりついて、剥がしやすいし、後が残りにくいです(基本ガム系なので、パーマセルほどではない)。しなやかな感じがとても使いやすいですね。色々な種類の色もあるのですが、特にシルバーを愛用しています。


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ちなみに、この記事の最初のテープ写真は、前回に引き続き、LED1000A1灯を上から照射しただけな簡単ライティングです。

前回もそうでしたが、東京都推奨ゴミ袋(半透明)を、切って貼ってディフューザーにしています。
こんな時にパーマセルが活躍します。しばらく貼っておいて、剥がしても機材に残りにくいです。※長期間貼っていると、さすがに残る。
ライティング撮影するときには、パーマセル(今ではシェアーテープ)は、無くてはならないものですよ。
(前回は、近くに白テープが見当たらなかったので、近くにあった黒テープを使ってしまいましたが、
途中で、ぽろぽろ剥がれ落ちてしまって、、かえって面倒でした。。)

※これらのテープ類の販売はしません。が、中華製の似たテープは売っています↓




中華製”白・黒テープ”を興味本位で見てみる。

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