01-飲み屋で話せるカメラぷち話【コニカの話】

【コニカの話】


コニカの歴史は意外と古く、今から100年以上も前からカメラをつくっています。1903年には「チェリー手提暗函」という国産初の商品名を持つカメラを発売したみたいです。(ってことは、それまでにも国産のカメラはあったけど、名前がなかったんですかねぇ〜)


【メーカー名の由来】
3年東京麹町の薬種問屋の小西六兵衛さんが写真材料・石版材料を扱うようになりました。やがて、カメラとフィルムをつくる会社「小西六写真工業」と発展していきました。小西六がつくったカメラということで「コニカ」になったみたいです。

【コニカのレンズの名前の話】
コニカのレンズ(カメラ)にはヘキサ(HEXER)ヘキサノン(Hexanon)がありますが、これは創業者小西六兵衛さんの「六」にちなんで、ギリシャ語で「6」を意味するヘキサという名前にしたようですよ。

【サクラカラーの名前の由来】
皆さんもご存知かとはおもいますが、コニカはフィルムもつくっていました。
それが「サクラカラー」ですね。(サクラカラーは国産初のカラーフィルム:さくら天然色フヰルム)
で、「東京都日野市さくら町」でフィルムがつくられていたので、「サクラカラー」と命名されたそうです。昔のネーミングは簡単な発想で良いですね。ちなみに現在でも同じ場所に、コニカミノルタホールディングスの工場があります。

※2003年にコニカはミノルタと合併しコニカミノルタホールディングスを発足させましたが、2006年には、残念ながらカメラ・フィルム部門ともに譲渡・撤退をしています。(カメラ→ソニー フィルム→大日本印刷)