色背景の商品撮影の注意点



このブログお教えしている「商品撮影」のセッティングでは、ほとんど「白背景」を使ってご説明をしています。まぁ、白背景は商品撮影の王道ですからね。

とはいえ「色背景も使いたいよぉ〜」という方もいらっしゃることかとおもいます。
そこで今日はあえて「色背景撮影の注意点」をお伝えしたいとおもいます。


これ、背景床にピンクのケント紙を使ってみたでー。
すでに 商品写真として、大きなダメポイントがある こと分かる〜?


ダメポイントをわかってもらうために、
ここに白い紙を敷いてみたんやで。


これで、わかるかな?


実はこの箱の色は「白」ベース。
なのに、色床背景では、背景色が箱に写り込んでしまって、ピンクぽくなってるわけや。色が正しく伝わらないので商品写真としては、やっぱあかんわなぁ。


次は箱に床が写り込まないように「水平アングル」に構えてみたで。
これやったら、写り込みを避けられるから、うまいこと行くはずやー!


ところが、そんな甘いもんやないやで。
確かに写り込みは避けられてるはずなんやけど、箱がピンクになってるやん。これはどーゆーことか?

実はな、ライトの光を床のピンクが反射して、
ピンク色の光を放ってる(色被り) ってわけや。
いいかえると、ピンク色の光を床から照射しているってことなんやな。

色背景って、むっちゃ大変やん。
色被りせんように撮ることは不可能なんかな?


唯一、色被りしない可能性がある方法があるんやで。

それはな、
真ふかんアングルで色床背景で撮ることや!

もっとも、
この被写体は真上から見ると側面が見えない形状あったから「色被りなし」ができたけど、
形によっては、やっぱり色被りしちゃうことも大いにありえる。

上から見て側面が見えない被写体、例えば、お皿だったら「色被りなし」ができる、ちゅーことやな。





えーー、というわけで、
色背景を使う撮影はたいていの場合(真ふかんを除き)「色被り」をしてしまうものと覚えておきましょう。

巡り巡って、
背景は白やグレーが「適」って結論になっちゃうんだけどね。。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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オークション出品写真、スピード撮影シミュレーション










オークションに出品するという「てい」で、
エントリモデルのミラーレスカメラソニー VLOGCAM ZV-E10L を使って、出品商品(シノゴのレンズ)をご覧の「8カット」撮ってみました。※実際には出品しません

オークション写真では、
このていどのクオリティで写っていれば、良い方なんじゃないかなぁ〜っておもいます。(テキトーに撮ったので、訴求カットが撮れてるかどうかはちょっと怪しい)


今回の撮影のテーマは、いつもと違って、スピードを重視!
美しい光の撮影照明キット(+ 26cm横棒やや離し目のトップライト を使用。

そして、
ライト位置は全く動かさず、全ての写真を 手持ち撮影 でこなしています。(三脚固定しない)
ついでにいうと、レフ板不使用 です。

このGIFが動かない場合は、画像をクリックしてください


・アングルを変える。
・モノを置き直す。

だけだったので、とても簡単。
たった撮影は3分で完了 しました!

やっぱ、美しい光の撮影照明キット のトップライトは無茶役立ちますよね。
オークションを生業としてる人は、絶対見逃してはいけない情報だとおもいますよ。


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レンズラバー部の白化にはシリコンスプレーがいいらしいぞ!



今日の話は知り合いのカメラマンからの受け売り情報です。

最近のレンズのフォーカスリングやズームリングって、ラバー製が一般的だとおもいます。


このラバーパーツは、使っていると経年劣化してきちゃって「白く(白化)」なってきちゃいますよねぇ?
ラバーの白化が、新品のレンズと見た目が違うようになる大きな要因です。

この白いのはどーにかならないのか?
はい、どーにかしましょう。

それでは、秘密兵器を発表します。


秘密兵器とは、
シリコンスプレー(ダイソー)!!
110円です。

アルコールを使うことを考えがちですが、このラバー白化にはアルコールは適していません。乾いたらまた白くなっちゃいますから。


それでは実際やってみましょう。
綿棒へシリコンスプレーを塗布します。


溝に沿って拭いていきます。


綿棒では時間がかかって面倒だったので、
途中から歯ブラシに切り替えました。(お好きな方で、)

なお、清掃時はレンズガラスにシリコンが付着しないように、
必ずレンズキャプ(リアキャップも)をつけた状態で清掃をおこなうようにしてください。

清掃が終わったら、
柔らかい布かレンズペーパーなどで、できるだけシリコン液を拭き取ってください。(ラバー部だけではなくレンズ鏡筒部も拭き取る)


黒が締まって、凛としたのがお分かりでしょうか?
艶具合が蘇ったって感じです。(フォーカスリング・ズームリングともに施術)


比較すると、さらにわかりやすいですよ。
埃などのゴミが落としたことも凛とした要因ではありますが、シリコンスプレーの力は大きいとおもわれます。

レンズを中古屋さんに買い取ってもらう時、これをやるかやらないかで、査定金額が違うとおもいますよ。


えーー、今回のお話、皆さんも真似していただいて大いに結構なんですけど、
くれぐれも、全て自己責任でおこなってください。(トラブルになっても私は責任は一切負いません)






ちゅーわけで、
今日の写真も例のキットでライティングしてましたとさ。



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