「アンブレラ・ディフューザ」には、実は張り方が「2種」ありました!








アンブレラで「バウンス」した光を「ディフューズ」させ、さらに拡散。「エレガントな光」を生み出す「アンブレラ・ディフューザ」。傘を覆って、周囲の紐を絞り込み、ベルクロで閉じると設置が簡単! 「傘トレ(傘にトレーシングペーパーでディフューズする古式ゆかしき伝統の技)」を作るより、10倍早くセットが完了し、繰り返し使えるのが特徴です!

さて、このディフューザですが、これまで「1種」だけの設置方法をご案内してきました。

それは、「傘トレ」では、「ピラミッド」と呼ばれるタイプの方法でした。











ディフューザ(トレペ)を「傘芯の先端」で突っ張らせて、「ギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)」のような形を作ることからその名がついたとおもいます。











「ピラミッドタイプ」は、「灯体や傘芯などの影」が、デルモちゃんの瞳に全く写らず、キャッチライトのハイライトが白い丸になるのが最大のメリットです。(なので、被写体が女子の場合使われることが多い)そして、円錐形なので「広い光の拡散」も、その特徴といえます。

デメリットとしては、「灯体および雲台」がディフューザの内部に隠れるため、「角度調整や出力調整」(クリップオンやモノブロックストロボの場合)がしにくい点にあります。











今回、新しくご紹介する方法は、「傘トレ」としては、本来王道である「平面タイプ」です!
※「平面タイプ」のご紹介がどうして遅れたかという理由は、最後にします。












このディフューザで「平面タイプ」を作るには、「ベルクロテープ」がある開口部を「ストロボヘッド」にきっちり巻きつけ絞り込んでベルクロをひっつけ固定します。(傘芯や雲台部が外に出ます)

そして、開口部下部をベルクロでくっつけて「平面」を完成させます。(傘周囲の紐で締める必要もあります)












横から見ると、見事に「平面 面光源」ができていることがわかります。

「平面タイプ」のメリットとしては、何といっても雲台が外にでているため「角度調整」がしやすい点にあります。ブーム(横棒)を使ったりする、やや複雑なストロボ設置もしやすいです。
そして、クリップオンやモノブロックストロボの場合、出力調整がしやすいです。

そしてもう一つの「平面タイプ」の隠されたポイント!!!! 「光源面が平面」では、緻密な光のコントロールを可能としているのです! ストロボ光は広がりやすいですが、逆をいうと「光を切る」ことが難しいのです。ですが、「平面光」だと、「角度調整」で、背景に光を届かなくすることができたりします。(ピラミッドではこれができない…これ以上の詳しい説明は割愛します..)











えーー、、ここで残念なお知らせです….。

クリップオンストロボで、この「平面タイプ」を作るには、「 パン棒付 スピードブラケット 」が必要です!

なぜなら、










フツーのアンブレラホルダーでは、引っかかるところがないので固定できず、「平面タイプ」が成立できません!

モノブロックストロボや大型ストロボヘッドでは、「平面タイプ」は、中心を絞ることができるのでフツーにできます。(そもそもですが、大型ストロボのヘッドの形を目指したのが、パン棒付 スピードブラケット なんですけどね...)

というわけで、ふつーは(フツーのアンブレラホルダーでは..)、クリップオンストロボでは「平面タイプ」はしにくいので、「ピラミッド」しかご紹介していなかったわけなんです。。 ※写真で使用は、堅牢アルミアンブレラホルダー with オートロックシュー でした。






できれば「古式ゆかしき傘トレ」は、実は「平面タイプ」ということを、覚えておきましょう…。(平面タイプの方が利があったんでしょうな..)

※昔、スタジオマンだった頃、作ったのは感覚的に、「5:1」で平面タイプが圧勝でした..。






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