【ブツ撮りの基本01】50cmソフトボックスの「真トップライティング」が優れているワケ









ここに「80×60cm」の小さな「ダイニングテーブル(高さ約70cm)」があります。
天板には、テーブルと同じサイズ(80×60cm)にカットした「白い紙(白ケント紙)」を敷いています。

白い紙を使っている理由は、
「白バック」は「ブツ撮り」の基本中の基本だからです!
まずは、「白背景」で、上手に撮ることを目指しましょう。
※「無地白」以外の背景では、格段に難易度があがります。※写真スタジオのホリゾントも例外なく「白」でしょ?












で、今回は天板に被写体を置き「45°の斜ふかん」と呼ばれるアングルにカメラを構えます。このアングルは「ブツ撮り」ではよく使う角度です。

ちなみに撮影機材は、「35mmフルサイズカメラ」+「60mmマクロレンズ」を使用。
「小物ブツ撮り」では、「55mm〜70mm程度 の焦点距離のレンズ(35mm換算)」が「ブツが歪まない」うえに「使いやすい長さ」なので、覚えておきましょう。
※55mmより短いレンズの欠点 = モノの形が歪みやすい 70mmより長いレンズの欠点 = 被写体から離れる必要があり、広い場所が必要なうえ、作業しづらい。ピントの合う距離が狭いので、ブツ全体にピントが合いにくい。










さてさて、それでは今日の本題。
「奥行き60cm」の天板の上に、被写体の「小さなブリキの玩具」を4つ置き撮影します。

照明は、定常光で初心者でも扱いやすい面光源の 50cmソフトボックス(E26ソケット一体型) に、明るくて色がいい 撮影用大光量45W高演色LED電球 を1灯入れて使います。

まずは、このソフトボックスを「ライトスタンド(軽スタ)」 にダイレクトに取り付けて、
机の天板の奥側につけて「下フリいっぱい」にします。
すると水平に対して「30°」の角度になります。

なお今回、デザイン処理で「光が照射される範囲を、わかりやすく明るく表示」させております。

そして「照明の位置」の効果をわかりやすく知るために、今回は「レフ板」は一切使いません。


それではこの照明配置「A」で撮った写真はどうなったでしょうか!?






のっけからいきなりですが、キレイに照射できてますね!?

前の「照明配置写真」を見返してください。「被写体」から「カメラ側」の「光の照射範囲」が、十分な範囲があることがわかります。






お次の照明配置は、「ライトスタンド(軽スタ)」 だけではなく、「フレキシ棒20(小さい方)」+「ショートダボ」をスタンド先端ねじに取り付けて、机の内部に少し突き出せるようにしてみます。





これで面光源が完全に水平になる「真トップ ライティング」ができるようになりました!

この照明配置「B」で撮るとどうなるでしょうか!?

※「アルファベット記号の枠」が「オレンジ」なら「棒あり(突き出しあり)」。「青」なら「棒無しスタンドのみ」を表しています。





キレイに照射されてるうえに、ロボットの手前側の影になっていた部分が、「A」と比べて、さらによく見えるようになりました!

「A」と「B」の照明配置写真を見比べていただくと、「B」のど真ん中の下に「被写体」があることがわかります。「被写体」から「カメラ側」の「光の照射範囲」が「A」と比べて、さらに増えました。 だから、ロボットの影の部分が明るく見えやすくなったんですね。






さてさて、お次は条件を厳しくしてみましょう。
テーブルの「長辺側(80cm)を奥行き」で使います。





カメラから奥側にスタンドを設置。先ほどのように照射しました。 (照明配置「C





あらら。。。逆光になり、被写体照射の光がほとんどないため、影だらけの写真になりました…。

照明配置写真の光の様子をみていただくと、わかりやすいですかね。







次に「棒付き」で、奥側から突き出してみました。 (照明配置「D






棒がある分、少しだけカメラ側まで照射できています。が、先ほどの「A」「B」の方が、ちゃんと見えていたことは否めません。。

この方法では「テーブルのサイズ」が大きいとダメなのか!?(ピーンチ!!)






というわけで、スタンド設置位置を「後方」から「サイド」に変えてみました!ですが、「棒無し(スタンドのみ)」だと、30°までしか「首フリ」ができないので。「サイドトップ」のような照明配置になってしまいました。。。照明配置「E






ま、キレイになってるので、これはこれで良いといえば、良いんです。が、左に影が伸びているので、
トップ気味のサイド光」ということになります。 なんだか中途半端。。ま、良しとしても良い場合もあるのでしょうが…。






というわけで、テーブルの横から「棒付き」で突き出してみることにしましょう。。(照明配置「F




カメラ側からみると、このような配置です。(照明配置「F





おっと!これは、パーフェクトな「真トップ」なんじゃないですか!?

この方法なら、すごく大きなサイズの「テーブルの天板」でも「端を使えば」、今日使った道具で「真トップ」を作り出すことができる!!ってこと!!







さらに、「ソフトボックス」に「テープ留め」をすると、背景紙のアールの立ち上がりを作ることができ、高さのある被写体にも対応するって、素晴らしいですな!!







今日のまとめとして、全部の写真を1枚にして、比較しやすいようにしました!! クリックすると大きい写真が表示されます!!






【 真トップライティングの上達のコツ① 】


被写体は真ん中に置くべし!! 左右中央は必須! 前後も中央が好ましい






【 真トップライティングの上達のコツ② 】


「面光源」は、ギリ・フレームにまで攻めるべし!

今回の限らず「面光源」なら同じことがいえます。
※「橙矢印」のハイライトと「緑矢印」の影を見比べると、よくわかるよ!




今回は「ブツ撮り初心者」の方でも、失敗がなく、美しく撮れる「真トップ(ライティング)の基本」をお伝えしました。ま、「真トップを作ってど真ん中におけ!」ってことなんですが…(そこそこレベルのキレイさにはなる)

ただこれは「基本のきの字」です。必要に応じて「細かい位置調整」が必要なこともあることも、頭の片隅に入れておいてくださいませ。





New!
50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)


SBに入れて真トップにすると発熱のため、「自動消灯」することもあるけど、
冷めると再点灯します。安全のため、許してね…。(夏場は特にね..)↓

撮影用大光量 45W高演色LED電球【Ra95】

★強力フレキシ棒20★(今日のは小さい方)

ショートダボ(ねじ穴付)

軽スタ】 軽量ライトスタンド 70-200


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