先代RF-602の血を継ぐ「新型ラジオスレーブ&レリーズRF-603」遂に日本上陸!


$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

皆々様、お待たせいたしました!
最新の使える機材のご紹介です。

大人気&信頼のラジオスレーブRF-602の後継機、
新型ラジオスレーブ&レリーズ「YONGNUO RF-603」が、
遂に日本に上陸しちゃいました!!(おそらく初上陸)


$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

その見た目は、
素材感や完成度はRF-602より、遥かに研ぎすまされています。
高級感が増した感じです。

で、一番変わった点は、
先代RF-602は送信機と受信機は別々の個体でしたが、
このRF-603はなんと!雌雄同体(もしくは、両性具有)になちゃっています。。
つまり、送信機と受信機の区別がないんです。

一体化のメリットを考えてみると、
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・買い足しがしやすい
・2セット(4台)持っていれば、仮に1台が故障しても色々潰しがきく。
・電池の管理が楽。(単四2本使用)
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こんな感じです。
ちなみに、セットでは同じものが2個売りになります。

まぁとにかく、
YONGNUO RF-603を、よーくお見せしましょう。

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

上から見た図です。
それぞれの説明です。(ココからの説明が、長ったらしくて申し訳ないっす!)

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●電源SW
メインスイッチです。

●レリーズ・発光ボタン(全押)スリープ解除ボタン(半押)
ワイヤレスレリーズ時には、全押しでシャッターが切れます。
また、全押しではストロボのテスト発光も兼ねています。
半押しをすると、純正ストロボのスリープ解除やカメラのAFを作動させることができます。

●シンクロターミナル(ねじ有り)
別売オプション「RF-603用Φ6.3mmプラグ-シンクロコード」を接続して、
大型ストロボ(Φ6.3mm・Φ3.5mmジャック)を発光させる時に使います。
両方ねじが切ってあるので、しっかり固定できます。

ちなみに普通のシンクロコード(シンクロ接点オスーΦ6.3mmプラグ)とかも使えます。
コメットの平行ジャックも、コードさえあれば使えますね。(シンクロ接点オスー平行ジャック)
ラジオスレーブ使用時の受信機状態のみに使えます。
※送信機側のカメラのシンクロ接点にもなりそうですが、それはできません。
送信機として使用する場合は、必ずキヤノンかニコンのホットシューターミナルを使う必要がある。

●レリーズコード用ミニピンジャック(側面)
カメラのホットシューに取付けて、付属のレリーズコードを本体側面に挿し、
カメラのレリーズコードコネクターに繋ぐと、レリーズになります。

●クリップオン用ホットシュー
純正ストロボを使うとスリープ解除機能が使えます。
※TTL機能はワイヤレスでは使えません。
カメラに付けて送信機として使う時、このホットシューにクリップオンを付けると発光します。
但し、TTLパススルーではないです。ストロボはMモード(か、ストロボオート)のみ使えます。

●電源ランプ(緑) シャッターランプ(赤)
電源を入れると緑のランプが点灯します。シャッターを切る瞬間、赤く光ります。

●リンクランプ(緑) 作動ランプ(赤)
 RF-603(甲)をカメラのホットシューに装着し電源をONにします(カメラもON)
電源SWをONにした、別のRF-603(乙)RF-603(丙)RF-603(丁)・・・もワイヤレスでリンクをしていた場合、緑のランプが点灯します。
リンクした全てのRF-603は、シンクロもしくはシャッターした瞬間、赤くひかります。(動作確認ができる)


●専用レリーズコード1本付属(Canon・Nikonそれぞれ上位機種用)
最初からレリーズコードが付属します。
現在仕入れているのは、Canon Nikonともに一眼上位機種用のレリーズコードのセットのみとなります。

【レリーズ対応機種】(現在のところ、この種のレリーズ版しか仕入れていません)
■Canon(C1レリーズコード):1V 1VHS 3 1DSMK3 1DSMK2 1DS 1DMK4 1DMK3 1DMK2N 1DMK2 1D EOS 7D 5D MarkII 5D 50D 40D 30D 20D 20Da 10D D60 D30(リモコン端子N3タイプのカメラ)※60Dでは、端子が異なるので使えません!

■Nikon(N1レリーズコード):D700 D300 D200 D1系 D2系 D3系・Fuji S5 Pro S3 Pro・Kodak DSC-14n(Nikon 10ピンターミナルのカメラ)


$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

●電源
単4電池×2本(エネループ可)仕様になりました。
先代(RF-602)はCR2という高価なリチウム電池を用意しなくちゃいけなかったので助かりますよね。。。

●16ch ディップSW
ここでチャンネルを変更できます。16チャンネルもあれば十分だとおもいます。

●ホットシュー部
先代の受信機はここがプラ製で脆かったです。送受信機=雌雄同体型になっているので、当然と言えば当然なんですが、受信機状態でも強くなりました。

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ふ~ぅ・・・・(書くのに疲れた・・)

細かく読んでいただいた人は、忍耐力のある人ですね。
雌雄同体になったので、説明も複雑になちゃってしまっいました。。


私は検証のため、ここしばらく仕事でRF-603を2セット(4台)を使っていました。
その使用感をまとめると、、
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○レリーズの反応が先代(RF-602)よりかなり速い。
○レリーズとラジオスレーブが同調するので、カメラ・ストロボの近くにいなくても良い(一人でレフ持ちができたりする)
○上記の理由で最低3台使う場面が多い。(2セット持ちがオススメ)
○安定感は抜群!
○ホットシューオスメス4台つなげてバックにはいるので、管理が楽。
○先代ゆずりの強力さ。
○レリーズコードの穴が横になったので、そのままファインダーがのぞける。(先代ではおでこに当たった)
 故にレリーズコードは未使用でも付けっぱなしで不具合なし。

●同調スピードはNikon D3(フルサイズ)D7000(APS-C)ともに1/200秒。Canon5Dmk2では1/160秒との報告有り。(マニュアルでは1/320秒となっているが、完全にウソです)
●電池の減りが早い印象・・(SW切り忘れも原因だが・・)
●またホットシューロックが無い!!(詰めが甘い!が、実用では緩むことは少ない)
●電源SWの位置が悪い(クリップオン装着時にSW操作ができない)

○ボディーが上等になったので、安心感がある。
○リンクの緑ランプがあるので、もし故障してもどれが故障か分かりやすい。
○同様の理由で電池切れも発見しやすい。
○「SUNPAK PF20XD」で使える!(ラジオスレーブとしては珍しい!)


◎遠隔操作側(送信側)で、受信側のリンクランプで動作確認ができる。(これは良いぞ!)
 EX)カメラのメモリーが一杯になり、シャッターが切れてない→送信側のリンクランプが赤く光らない
 EX)ストロボのバッテリー切れ等で発光しなくなっている→送信側のリンクランプが赤く光らない

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“RF-603/Canon”が欲しい!

“RF-603/Nikon”が欲しい!

いずれにしても、かなり使えます。
使っていくうちに、新しい使い方を思いついたりするので、
撮影方法も進化していくかもしれません。(三脚・スタンドを使うと、シャッター押す人はどこにいても良い等・・)



【別売オプション】「RF-603用Φ6.3mmプラグ-シンクロコード」

大型ストロボで使いたい方は、上記の商品がオプションとして用意されています。
先にも述べましたが、普通の大型ストロボ用シンクロコードをお持ちであれば、それを使うこともできます。

コードさえお持ちであれば、コメットの平行シンクロジャックでも使えます。(本体にシンクロ接点がある利点)
「長くて、うっとおしい」という方は、短めコードのコレをお買い求めください。

でも、そのままでは、ブラブラしちゃうので、
上の写真のように「デュアルロックファスナー」をヘッドとRF-603に張って使うと、
実用的かつスマートでカッコイイです。(写真では見えないですが・・)

“RF-603用Φ6.3mmプラグ-シンクロコード”も必要かも、

→参考過去記事:使える撮影機材講座:小型ストロボSUNPAK PF20XDと3M デュアルロックファスナー
※この過去記事では、先代の「RF-602」で「SUNPAK PF20XD」が発光していますが、初期ロットのRF-602を使用しています。(この後、RF-602仕様変更有り)大抵のRF-602では「SUNPAK PF20XD」を発光させることはできません。ご注意ください。

で、、、、、、、、、、、
肝心の新型RF-603の実力はどんな感じかというと・・・・・・・・・・・


上記写真の文字を読んで、どれくらいの距離か読み取ってください。(諸事情の為、この話はに濁します・・・モゴモゴ・・)
まぁ、実力も先代譲りですよ・・・。
買ってみて、使ってみれば分かりますから・・。


早速、売ります!
“噂のラジオスレーブ売場”を見ていってください。
値段チェックだけでも良いですよ!

しつこいようですが、オススメは2セット(4台)使いです!(本当・・)

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【注意!】
RF-603はCanon専用とNikon専用しかありません。
他のカメラでは、スレーブ・レリーズとにも、何も使えません。
Canon・Nikon以外の人は買わないようにしてください。

C3レリーズコード・N1レリーズコード以外のカメラの方はレリーズとしては使えません。
※追って違うのも、仕入れの予定はあります。

また、先代のRF-602とRF-601とは互換性もありません。(YONGNUOは意地悪だねぇ・・・)
以上、、お間違えなく!!
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“RF-603/Canon”が欲しい!

“RF-603/Nikon”が欲しい!

“RF-603用Φ6.3mmプラグ-シンクロコード”も必要かも、

カテゴリー: ストロボ&フラッシュ関連, 噂のラジオスレーブ(&レリーズ) パーマリンク

20 Responses to 先代RF-602の血を継ぐ「新型ラジオスレーブ&レリーズRF-603」遂に日本上陸!

  1. マツバラ のコメント:

    このラジオスレーブ、カメラでシャッターを切らないとテスト発光できないですよね?どのようにテスト発光させてますか?
    格好はいいのにもったいない。あと一歩。

    • 中居 中也 のコメント:

      ご指摘の通り、色々研究してみたのですが、今のところできません。しかし、他のラジオスレーブと比べて壊れにくいのは良いと思います、、

  2. マツバラ のコメント:

    書き忘れましたがCONONMARK Wireless Triggerは
    手元からテスト発光できますか?

    • 中居 中也 のコメント:

      はい、送信機のテストボタンを押せば手元での発光が可能です。

      • マツバラ のコメント:

        お答えありがとうございました。
        ところで、CONONMARK Wireless Triggerの送信機でRF-603は動きますか?

        • 中居 中也 のコメント:

          残念ながら全く動きません。RF-603は送受信にリンクをはるような特殊な仕組みとなっております。(そもそもメーカーも違うので・・)

  3. もんた のコメント:

    RF-603を使ってクリップオンストロボの多灯ライティング(580EX2と550EX)をする際、ジェネと単体露出計をシンクロコードでつないで露出を計るのと同じ要領で、クリップオンの露出を計りたいのですがその場合はクリップオンと露出計を繋ぐのではなくRF-603と露出計をシンクロコードで繋ぐと良いのでしょうか?

    • 中居 中也 のコメント:

      残念ながら、RF-603を露出計につないでも発光はしません。
      また、カメラとストロボ(クリップオン)にそれぞれ603をセットし、3台目の603のテストボタンを押しても発光はしません。
      この時、カメラのレリーズコードが接続している場合のみ、3台目のテストボタンでシャッターが切れ同時にストロボも光ります。(空シャッターが切れてしまう)

      露出計につないで作動させたい場合は、弊社取扱いラジオスレーブでは、RF-602(終売品)の送信機にホットシューアダプター(終売品)を取付け、シンクロコード(弊社取扱い無し品)で接続するしか方法がないようです。

  4. もんた のコメント:

    ご丁寧な返信、ありがとうございました。ちなみにラジオスレーブではなく、canon 580ex2と露出計を繋いで作動させるシンクロコードはお取り扱いされていますでしょうか?

  5. 中居 中也 のコメント:

    お返事が遅くなってしまって申し訳ございません。
    ご質問のお答えですが、残念ながら弊社では取扱いがございません。
    WEBで探してみたところ、
    エツミ ストロボ用ケーブル PCコード1.5m E-6368
    1.5mだと、ちょっと短いかもしれませんが・・・。

  6. あやしま のコメント:

    やはり、今回もSb-600は対応していないのですね。残念です。

  7. ピンバック: YONGNUO製 ラジオスレーブ RF-603でモノブロックのシンクロケーブルから解き放たれたよ! | 行く年来る年逝ってよし(原点)

  8. yykk のコメント:

    16chのディップSWの設定の仕方をお教えください。
    設定の変更をしようとしましたが、スイッチの上面が透明のフィルムで覆われていますので動かせません
    上面のフィルムは剥がせるのですか?

    • 中居 中也 のコメント:

      ディップSWを変更する時には、オレンジ色のシートをはがしてください。カッターやピンセットでフィルムの端にきっかけを作るとはがしやすいです。

  9. マックK のコメント:

    カメラボディーにラジオスレーブ送信機を乗せてのカラ発光は可能です。
    カメラシャッターを半押しし、ラジオスレーブを待機状態にしてやり、カラ発光これの繰り返しでOKです。1回の待機状態で2~3発のカラ発光ができストロボメーターで光量計れます。
    ただしカメラにセットの状態でのカラ発光になります。
    私は別に苦にならず重宝しております!
    みなさん知ってますよね!(ラジオスレーブのグリーンのランプ2個点灯状態であれば発光します。)

  10. rito のコメント:

    送信機としてカメラにセットした603のホットシューにクリップオンを取り付けたら、そのクリップオンと他に受信機をセットしたフラッシュと両方発光するのでしょうか?
    カメラ上のクリップオンだけが発光しない場合、603とシンクロコードで繋げば発光するでしょうか?

  11. まさと のコメント:

    出遅れ感がありますが、教えて下さい。

    1.キャノン、ニコン両方持ちなのですが、ストロボをキャノン、カメラをニコンでも使えますか?(マニュアルでシンクロ発光しますか?)

    2.ニコンSB600非対応ですが、単純にマニュアルでシンクロ発光も出来ないのでしょうか?

    • 中居 中也 のコメント:

      1の質問について、

      カメラがニコンでホットシューにRF-603/Nをつけた場合、マニュアル発光でキヤノンのストロボは発光するはずです。つまり受信機側につけるストロボはメーカー問わないです。(一部例外機種があるかもしれませんが・・)

      2の質問について、

      取扱い説明書にSB600では非対応と書かれています。残念ながら、こちらでも試したことがなくマニュアル発光ができるかどうか分かりません。(先代のRF-602の取説にも同じことが書かれていたので、そのまま引き継いで「非対応」としている可能性もあります。)

      以上、簡単ですが、ご質問のお答えとさせていただきます。

  12. 吉野 のコメント:

    初歩的な質問で申し訳ありません。RF-602 RXの購入を検討していましたが、※ラジオスレーブはコメット400w/sモノブロックにはご使用いただけません。という注意書きが気になり色々調べていたのですが、理由がわかりませんでした。603なら大丈夫なのでしょうか?大丈夫な場合、【別売オプション】「RF-603用Φ6.3mmプラグ-シンクロコード」は、コメット400w/sモノブロックにも使えるのでしょうか?使用カメラは5DM2です。モノブロックはコメットのツインクル400wファン付きタイプです。
    よろしくお願い致します。

    • 中居 中也 のコメント:

      ※ラジオスレーブはコメット400w/sモノブロックにはご使用いただけません。というのが、どういった意味のかは分かりませんが、少なくともRF-603では使えます。

      お使いのカメラですと、ラジオスレーブRF-603C【キヤノン専用】/C3用レリーズコードRF-603用Φ6.3mmプラグ-シンクロコードで、5DM2で、コメットのでツインクル400wファン付でお使いになられます。

      RF-603本体にはカメラについているシンクロターミナルと同じなので、「RF-603用Φ6.3mmプラグ-シンクロコード」はどうしても必要なものではありません。(お手持ちのシンクロコードでも使えます)

      ※このメーカーのケーブル類は、壊れやすい(モロい)傾向にあることをご留意ください。

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