【 夏休みの自由研究ヒント 】低精度ピンホールカメラの作り方


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夏休みも終盤にさしかかりまして、お宅のお子様の夏休みの宿題の進捗状況はいかがですかな?

私、小学生の頃、8/19あたりには、宿題はなーんも、やってなかった記憶があります。つまり、遊び倒しておりました。親とともに海(若狭とか日本海)に行き、甲子園に阪神vs巨人戦を観戦しに行き、西京極球場で阪神戦があればもちろん見に行き、その間、ヒマがあれば山に入り、クワガタ虫を取りに行く毎日。。宿題なんてやってるヒマがありませんでした。

で、そろそろ、焦りだす頃・・・。






というわけで、そんなお子さんのために、自由研究のヒントになるかもしれないネタを一つ。「低精度ピンホールカメラの作り方」をひと通り、お教えしたいとおもいます。(お父さんを持ってるレンズ交換式デジカメを貸して上げてね・・・)

ナゼ、低精度なのか!?それは、高精度を作ろうとおもうと、すげー技術力が必要で、低精度なら、お宅のお子様にもできるとおもうからです。



【よういするもの】

1.レンズ交換式デジタルカメラ(ミラーレスでも可)

2.ボディキャップ(破壊することをお許しください)

3.アルミホイル

4.セロテープ




【よういするどうぐ】

・ハサミ

・縫い針

・ドリル(お父さんにやってもらってください)



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①ボディキャップに穴を開ける。(お父さん作業)

写真の穴はΦ10mmですが、Φ6mm程度でもOKです。




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②アルミホイルを小さく切り、端をセロテープで止める。

真ん中は、セロテープで塞がないように。




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③針で、だいたい真ん中に、できるだけ小さい穴を開ける。




作り方は以上です。









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ではでは、撮ってみましょう。シャッタスピードがうんと遅くなるので、カメラを三脚などに固定しましょう。ブレるといけないので、セルフタイマーを使うといーかもよ。





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ライブビューを使うと必要なシャッタースピード(露出)が分かるよ。(わからないことは、お父さんに教えてもらってね!)



さてさて、どんなものが写るのか!?いよいよ、低精度ピンホールカメラの画像のお披露目です。せーのーどん!!






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ぼやぼやですね・・・・。。でも、こんなもんです。だって、低精度ですもん。ちなみに穴のカタチは・・・






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丸くありませんし、穴がデカいです・・・・。






ちなみに、どれくらいの焦点距離のレンズなんでしょう?いちお、調べてみましょうね・・・。




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iOSアプリの Mark II Artist’s Viewfinder を使って、近似焦点距離をみてみると・・・



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45mmくらいかなぁ・・・・・。とりあえず、45mmをつけて撮ってみましょう。







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ただの穴と違って、ちゃんとしたレンズはよー写っとる。。(当たり前なんだけどね・・)まぁ、でも45mmもしくは、もう少し大きいかな(47mmとか)












【 もっと画像がよくなるかもしれないヒント 】


・穴をもっと小さく・丸く開けるとよいのかな!?

今回はキャップに貼ってから開けたので、穴が大きく、丸くなく開いてしまいました。アルミホイルを平らなところ(ラバーなどの)にピンと張って置いて、できるだけ垂直に針であけると、より丸く小さな穴が開くでよう。もっとよくなるのかな!?



・穴を開けた方向のどっちを(カメラ側)使うほうがいいの!?

針で穴を開けた上と下。どっちをカメラ側にすればよいのかな!?※切り口は「V(上から針)」と「Λ(下から針)」こうなってるとおもいますが、カメラ側はどっちが良い?(今回は針から下側がカメラ側)



・リアキャップの裏にアルミホイルを貼り付けるとどーなるか!?

今回はキャップの表に穴を貼ったけど、裏に貼ったらどーなるんだろうね!?(センサーからの距離が近くなるとどーなるのか!?)









色々やってみて、比較すると立派な自由研究になるとおもうので、チャレンジしてみてね!!(カメラ壊されないように、お父さんも協力必須ですわよ。)

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