いい写真が撮りたい人へ、【 第十三回:三脚で構えて撮ることの意味 】


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皆さん、写真を撮るときに三脚使いますか?おそらく多くの人は、手持ち撮影をされてることとおもいます。ではどうして、プロは三脚を使うのでしょうか?


それにはちゃんと理由があります。三脚のことを正しく理解し、三脚を使いこなせるようになると写真が一気にうまくなると私はおもいます。



①ブレ防止

・トップ写真のシャッタースピード(SS)は、1/160秒ですが、Nikon D810などの高画素機では1/160sec(50mm使用時)でもブレがおこる可能性があります。少しでも可能性があるリスクをさけ、より確実に止めるために三脚を使います。(レリーズも、ラジオレリーズ(例えばRF605)を使ってカメラに触らない・・)



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②構図の固定

・三脚を使い高さを調整するのは正直面倒です。一度の調整で高さを決めたいです。そのため、カメラを構える前に肉眼でよく被写体をみて、高さを判断するクセがつきます。それを繰り返すうちににアングルに対しての迷いが少なくなります。

・手持ち撮影だと、水平を気にしませんが、三脚を使うと水平も気にするようになります。(特に理由がない場合は、左右の水平を合わせるのが基本)

・構図を固定することにより、微調整がしやすくなりより自分のイメージに完璧な写真に追い込めます。例えば、この植木鉢の写真、最初は絞りF4で撮ってみたのですが、撮った画像をプレビューしてみると、もう少し奥までフォーカスがあったほうがいいかなとおもい、絞りをF5.6に変更して、もう一度撮り直しています。同じ構図で絞りだけ変更した写真がとれたことになります。


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三脚を持ち歩くのは大変面倒です。私も普段は持ち歩きませんが、仕事の際には必ず持参します。三脚さえあれば、少しくらい暗い場所でも何とかなりますからね。もともと、シノゴ(4×5)やバイテン(8×10)などの大型カメラを使用する場合は、必ず必要だったもので、当たり前な感じで使ってるんですけどね・・・。


手持ち撮影は、自由に動けすぎて撮影が雑になってしまうと考えています。三脚をよく使うようになると、手持ち撮影も丁寧になります。(三脚を使うイメージが刷り込まれている??)まぁ、そーゆーわけで、三脚を使い続けると、モノをよく見るようになり、そのうち必ず写真が上手になるのではないかと・・・勝手に思っているのですが・・・、いかがでしょうか!?


【今回の結論】
三脚を使い続けると「地に足がついた写真」が撮れるようになる!(かも、)繰り返し使い訓練する必要があるけどね。したら、写真がちょっと上手になっちゃうかもよ・・・。


※世の中には「三脚撮影禁止」の場所があるので、そーゆーところでは絶対に使ってはいけません。あと、人通りの多いところなどでは、周りに配慮しながら迷惑にならないように、迅速な撮影を心がけたいものです。







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