【機材軽量化推進委員会】MacからiPadへ、撮影現場へ携行してきたMacを重ねてみる。(大きさ・重さの比較)




写真は私がこの13年間使ってきた、歴代のプレビュー用として現場に持ち込むコンピューター類(プレビュー用ディバイス)を重ね積み上げてみました!
※[1]と[3]が抜けているのは人にあげたりしてマシーンが手元にないため。


1998年 Apple PowerBook G3/233MHz(Wallstreet)[1]・・・・・・・3.45kg
2000年 Apple PowerBook G3/500MHz(Pismo)[2]・・・・・・・・・・2.8kg
2002年 Apple iBook G3/500MHz[3]・・・・・・・・・・・・・・・・・2.2kg
2006年 Apple MacBook(Black) Core 2 Duo 2.0GHz [4]・・・・・・2.13kg
2008年 Apple MacBook Air 13.3inch [5]・・・・・・・・・・・・・・1.35kg
2010年 Apple MacBook Air 11inch [6]・・・・・・・・・・・・・・・1.03kg
2010年 Apple iPad 3G [7]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・730g
2011年 Apple iPad2 3G [8]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・613g

こーやってみると、アップルさんに、いっぱいお金を使ってますよね。。。。
あ、この中にはデスクトップマシーンは含まれてないので、アップルへの散財額はもっとです!(ほめて欲しいくらいデス・・・)

で、このマシン導入にはある1つの法則性があります。
常に新型の方が前より軽い!ということ。
私が考える、コンピュータを現場に持って行く理由、
それは撮った写真を大きく見たい!(または、見せたい)ただそれだけです。。
つまりスピードより軽さ優先なんです。(それが証拠にMacBookProは1台も買っていません。。)
私の仕事では、現場で画像処理をバリバリするようなことは皆無に近いんですよ。

ちょっとビックリなんですが、
13年前は3.45kgのプレビュー用ディバイスを持っていってたんですねぇ・・・。
PowerBook Wallstreet(3.45kg)は、
iPad2(613g)のなんと5.6台分の重さ・・・!!!

(13歳若かったとはいえ、よくもっていけたなぁ・・・)



13年の間に大きさも劇的に小さくなってます。
バッテリーの持ちも雲泥の差。
PowerBookは、確か3時間持たなかったな・・(iPad2はかなり持ちます)



薄さもご覧の通り、iPad2は鞄の隙間にするっと入っちゃいます。。
まぁ、Airも薄いんですが、軽さではiPadには勝てませんので今は現場に持ってかないですね〜。(ほとんど不必要!)

でもどーやって、iPadに写真を送るの?という疑問がある方も多くいらっしゃると思います。(本ブログを良く読んでる方はご存知だとは思いますが・・)



以前は、ニコン ワイヤレストランスミッターWT-4を使って、MacbookAirやiPadにアドホック接続(Wi-Fiを使ったFTP)で写真を飛ばしていましたが、このワイヤレストランスミッター運用上、かなりの問題がありました。※キヤノンも同等品がオプションであります。

・カメラの外部に設置する必要がある(撮影中、なんか邪魔!)
・バッテリーの減り方が半端じゃない!(常時接続設定で1個/1時間持たない)
・デカイ!
・たいへん高価(10万円近くもする・・・しかもバッテリー抜きで・・・)


まぁ、安定接続できるのと、そこそこ離れても使えるのは良いんですが・・・。

ちょうどその頃、気になる商品「無線LAN付SDカードのEye-Fiカード」が発売されます。
試しに買ってみたんですが、最初のEye-Fiはアドホック接続非対応とは知りませんでした。(インターネットに繋がる環境でないと使えない!)

しかしその後、アドホック接続可能なEye-FiProX2カードが発売されて事態は変わります。使ってみるとMacBookAirに簡単に転送できました。
そして、機材をできるだけ軽くしたい私は試行錯誤の末、Eye-FiProX2→iPadの転送に成功します。

iPadでのプレビューを可能にしてくれたのは、PLANEX MZK-MF300N2(コンバータモード付ルーター)。これを使って安定的にiPadへのプレビューデータ転送ができるようになりました。

ちなみに私は、ニコンD3の1stスロットにRAWデータを記録させて、2ndスロットにEye-FiProX2(&SD-CF TypeII変換アダプター)を挿して、小さなプレビュー用JPGデータのみをiPad2に転送しいます。3m以内だと安定的に飛んでますよ。

ダイレクトモードがあるじゃん!というアナタ。
たしかに最近では、Eye-Fiカードにはダイレクトモードなるものが搭載されてiPadやAndroidタブレットに簡単に飛ばすことができるようになったのですが、
このダイレクトモード・・・・すぐ接続が切れちゃうので、プロの仕事には向きません。
だから、プロ向けにはEye-Fi-iPad(アドホック接続)は必須なんじゃないですかね?

この Eye-Fi-iPad(アドホック接続)の話は別記事でやってますから、
詳しく知りたい方は、下記、過去記事リンクからどうぞ!(かなり、がんばんないとできないかもですが・・・)
→Eye-Fi+iPad 安定アドホック接続の秘技完全伝授。目指せ!パソコンレス・スマート撮影【簡潔編】



で、この記事は結局何が言いたいか!
それは、がんばればiPadでも撮影仕事ができるということです。

そしてその結果、
プレビューディバイス全部合わせて、770gと超軽量ですむんです!!(MacBookAir11インチより遥かに軽い!)
【機材軽量化推進委員会】としましては、
このiPadとEye-Fiカードをプレビューディバイスとして使うことをオススメしますっ!


貴方・・まさか、
未だに現場にMacBookProを持ってってないでしょうね!?
もしそうだったら、もったいないのでそれは家で使いましょうね!
そして、iPadでスマート撮影ってのが、今の時代良いんじゃないですか?
※MacBook Pro13インチ=2.04kg 15インチ=2.54kg 17インチ=2.99kg(現行品)

他人のパソコンを操作するのは気が留めて普通やりませんが、スタイリストさん・ヘアメイクさん・編集さん・マネージャーさんにiPadを渡してさえおけば、自由に操作して好きなところを勝手にみてくれるという利点もあるんですよ!(撮影中にいちいちかまいたくないでしょ?)

★あなたの腰のために、敢えて提言させていただいております【機材軽量化推進委員会】
荷物を軽くしたい人は↓ここ読んでがんばってください。
→Eye-Fi+iPad 安定アドホック接続の秘技完全伝授。目指せ!パソコンレス・スマート撮影【簡潔編】

※本記事の内容は、現場でコンピューターをプレビューモニターとして活用されている方用のご提案です。
デジタルバックをお使いの方や、現場で処理される方、、、カメラコントロール等を使いMacーカメラをされている方には当てはまらないやり方です。その場合MacBookPro等が必要でしょう。(Airじゃ向かないし、iPadじゃできない・・・)



↓弊社取扱い商品でiPadモノは今のところコレだけ(チト重いのでロケには向きませんが、他に替わるものがないのでスタジオ据え置きの場合は役に立つ!)
iPadをしっかり固定する道具”Jaws Clamp for iPad”売場


 



 

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