レンズフードのケラレ、正しいチェック方法!



前回の記事を読んだ人は、レンズフードの重要性がお分りになられたと思います。

フードはなるべく攻めた方がベターですが、攻めすぎると写真の4角にフードが写り込み黒くなってしまいます。この4角が黒くなる状態をケラレといいます。

今日は、このケラレをチェックする正しい方法をお伝えしますね。

ライカ ズミクロン-R50mmの適正なフードの長さはどれくらいか?を連結式フード(Canon HOLDER FOR GELATIN FILTER←昔の製品)を使ってご説明します。

※Canon HOLDER FOR GELATIN FILTERは、ウチでは取り扱ってませんし、新品では売ってません。オークション等で落としてください。









【ケラレチェック方法】

①チェックするフードをつけて、紙などの白い場所を明るく全面に写し込みます(感度をめいっぱいあげてもかまいません!)




連結フードを4枚取付けてみました。早速チェックしていきましょう。
②絞りは最大絞り(ズミクロンR50mmの場合はF16)にしましょう。



フォーカスリングは最短距離です、かなり、ケラレてますねぇ〜。


∞(無限大)にしてみました。こちらの方が多くケラレてます。→③フォーカスは無限大にしましょう。



試しにフード4枚で、開放(F2.0)でも撮ってみました。
ほら、分かりにくいでしょ?

だから②絞りは最大絞りにしましょう。なんです。



フードを3枚にしてみました。さてさて、どうでしょうか?



フード3枚では、最短距離ではケラレてませんが、無限大ではわずかにケラレてます。最短距離で調べてOKでも、無限大ではケラレることがあるので、やはり、③フォーカスは無限大にしましょう。ですです。




次はイケルか??
フードを2枚にしてみました。さてさて、




フード2枚では、無限大でもケラレていません。ズミクロン-R50mmはフード2枚が適正なようです。



【レンズフードのケラレの正しいチェック方法】

①白い紙をフレーム全面に明るく撮ってチェック!(高感度OK!)
②絞りは最大値で、(F16とかF22とか)
③フォーカスは無限大で、


要点はわかりましたかね?
ちなみに、、ですが、、、、


スーパーアンギュロン-R21mmに、ステップアップリング72-82mm82mm MetalHood (Wide)をつけても、無限大でもケラレませんでしたわよ〜♥(ギリね・・)

【3/25 追記】インナーフォーカスのレンズでは試してないので、このやり方で良いかどうか分かりません・・・。あしからず・・・。

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