いい写真が撮りたい人へ、【第六回:照明位置は「ブツ撮りの命」面倒くさくても手を抜くな!】






↑作例は全てクリックすると幅2400pxのバカでかい写真でみることができます。

先日、蓼科に行ったとき市場にとっても気になった「カボチャ」がありました。で、実はそれらを買ってしまっていました。カボチャが好物とかそんなんじゃなく、魅力的な物体(オブジェクト)だったので、手に入れた次第です。んで、今回そのカボチャくんたちを、作品風に撮ってみることに・・・。

カボチャくん達の配置とカメラアングルは全て同じです。つまり照明位置だけを変えています。全然違う印象になるでしょ?

ここで皆さんに質問です。A〜Dどれが正解でしょうか??

そのこたえは、、、、、、、正解なんてありません。。。
あるとすれば好みです。その好みこそアナタの作風に近い感覚ということでしょう。


※ちなみに私はBが一番好きかな・・・。

今回使ったのは、ウチの商品でもあるLEDソフトボックスKit SQ60-4LED。こーゆー作品風の物撮りもできるんですよね〜。

で、Aから順に照明の位置を見ていきましょう。(A〜Dの画像処理はほぼ同じです)



Aは真上から照射しています。いわゆるトップライティングです。フツーの商品撮影等に多く使われるライティングです。



Bは真上から少し後方から照射しています。Aより手前に影が多くなり、ややドラマチックな印象になります。が、デメリットとしては、発色が悪くなり(特にオレンジカボチャ)モノ自体は見えにくくなります。説明の商品写真には向かないでしょう。



Cでは、さらに後方になり逆光に近くなります。影部が増えてさらにドラマチック感は増します。その分、モノ自体は見えなくなりますが・・。



Dは、真横からの照射です。サイド光とも呼ばれています。クリックして拡大するとよくわかると思いますが、緑のカボチャのブツブツ感が浮き立っています。右の影部が見えなくなりすぎたので、大きなレフ(白い板)でおこしています。ライトをカメラ側に回り込むほど、影部が少なくなり説明的な写真になっていきます。(フツーの商品撮影ではそれの方が良いかもね ・・・)




照明の微妙な位置加減でその写真の印象は変わっていきます。光があたって、いっぱい見える部分と影になってあまり見えない部分、、その塩梅が塩加減、出汁加減、焼き加減、、ってとこスかね〜。。正解があるわけでもないので、アナタの好みを光を探求してください。

★影が多いとドラマチックになるけど、、やりすぎるとモノがみえなくなっちゃうのよー。だからレフ板もうまくつかおうねー!

【今回の結論】
とにかく照明の位置に細かくこだわりまくれ!そして自分の好みを探求しよー。
したら、写真がちょっとだけ上手になるかもよ・・・。

キレイな物撮りがしたーい!”LEDソフトボックスKit SQ60-4LED”売場

※本セット↑だけでは真トップを作れる道具はありません。近々考えますのでチトお待ちください。。。



【P.S】最後までちゃんと読んでくれた人に特典。今回の写真の画像処理じょーほー!!
ホワイトバランスをかなり崩して(グリーン転び・・)、彩度をかなり下げていたりします。。




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